JR
5月28日まで開催の北京故宮博物院展に参れり。
http://www.leafkyoto.net/event/art/105.html
清朝末期の大権を握った西太后美術館「えき」KYOTOは、
展示面積は専用博物館と比べれば広いとは言いがたいが、内容は充実。
ラストエンペラーこと宣統帝溥儀
の関連品がズラリ展示。
西太后の纏足の靴を拝見したが、
15センチ(ガラス越し目測なので正確ではない)しかなく、
貴人は汗を流さずの中華思想の体現。
で、溥儀の14金製メガネ「金糸眼鏡」。
レンズを覗きこめば牛乳底の屈折。
かつてド近眼だった拙者が見るに、
裸眼視力は0.3、いや0.1程度であろう。
日本軍に利用された彼の視野狭窄は裸眼視力に起因したのかもしれない。