町家長屋の拙宅は、夜毎に活気する者アリ。

天井をカタカタ、カタっーーーと軽快なフットワークで疾走。

我が干支、

ネズミである。

古い家なので鼠がいてもおかしくはないが、

トムとジェリーのような鼠穴はないので、その姿を視たことはない。

さて、縁側に、「ナンカ変な袋があるなあ」と見れば、

クマリン系

と書いてある。

隣の大家が設置した殺鼠剤のカバーであろう。

よく見れば、穴が開いてあり、

ネズ公がお菓子と間違えて食べたのであろう。

そういえば、ここ2,3日、ネズ公の跫音を聞かないなあ。

クマリン系で昇天したのかしら。

町家暮らしは鼠との共生だ。