かつて琉球の南嶋に棲まう拙者は、
京都文化博物館6Fで、首里織・琉球びんがた展が開催中と聞き及び、参る。
紅型(びんがた)は、型紙を用いて染料で色を差し隈を取り、
南風を受けて花鳥萬物の絵柄が華やぐ。
打掛は、実に明彩。
強烈な南嶋の日差しには、強い色彩こそが存在美が主張できるのだ。
琉球の織物の特色は自然染料、いわゆる草木染め。
ヒガンサクラの幹から染めた絲は、薄桃色の花そもの。
入場無料、なれど2月26日まで開催。


http://www3.ocn.ne.jp/~nadeko/kougei/bingata/bingata.html

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