関ヶ原で家康は暗殺され、家康の影武者が代わりに采配を振るって東軍の勝利を収めた…
少年ジャンプで連載された「影武者 徳川家康」の原作。
前作にあたる漫画「花の慶次」は人気を博したが「影武者 徳川家康」はあっさり打ち切り。
その続編に、家康を暗殺した忍・甲斐の六郎の主人、島左近を主人公にした『左近』は、滑稽なニンジャ漫画に成り下がって、これまた尻切れトンボに終わった(と記憶する)


ともあれ、関ヶ原その後、暗愚な秀忠を差し置いて、影武者・世良田次郎三郎の奮闘によって徳川300年の礎が築かれた、のだ。
東京スポーツの見出しすら、もしかして本当かも、、、と信じてしまいがちな拙者ゆえ、
これが正史かも思ってしまうほどの筆力。

ところで、上州(群馬県)世良田は、新田氏の末裔とする(偽称に過ぎない)徳川家の本貫の地で
鄙にしては立派な東照宮もある。

http://www.net-you.com/toshogu/

関ヶ原後の家康が影武者、とする構想はおもしろいが、
影武者ならば、松平氏に関連する「世良田」姓にする設定はいささか府に落ちない。
http://homepage1.nifty.com/sira/matudaira_serada.html