小雪舞う寒日ゆえ腹内より酒で暖めたい。
最低賃金以下で働かされた一族旅館の川床では、
ビールはサッポロとキリンがお客様に好評と出していたが、
拙者は本物志向で麦芽100％のサントリー・モルツ党なり。
長岡京のサントリーのビール工場を見学すれば、試飲で麦酒がタダで飲めると聞き及び、参る。
http://www.suntory.co.jp/factory/kyoto/index.html
阪急の長岡天神駅より無料送迎バスに乗車。
工場だけあって、ドでかタンクが屹立。
まず工場に入館すると、タマネギ状の巨大仕込みタンクの頂上を覗かせる室内は、ぷ～んと焼肉のニオイ。
美酒は名水より産まれる。
説明に依れば、
ビールの92％は水。
ここサントリー京都ビール工場は、京都西山が濾過した深層地下水を汲み上げ、
噛めば甘くなる二条麦芽（北米・欧州より輸入）と、
強い匂いのポップを原料にこしらえる。
以下、ガラス越しに製造過程を見学したが、オートメーション化して、ラインには全然作業員の姿が見えなかった。
１秒間に1500本も詰められる缶詰ラインは整備中で停まっていた。
ちなみに缶詰ラインのＮＧ率は、缶のへこみ等によるわずか0.1％。
見学所要時間は40分。その後は、サントリー・モルツの試飲。
もちろん、タダである。
むろん、ウマイ。
しかも、モツルより上質なザ・プレミアムモルツも試飲。
―プレミアムはきめが細かく味がモルツより濃かった―
さらに、ビールジョッキ3杯まで飲める！（もっとも短時間で完飲は難しい）
モルツビールのおいしい飲み方は、立てたグラスに泡をたててから注ぐべし。
ビールと泡の比率は７：３！！！
に、しても、ガイド役のきれいどころ女性のまつ毛は異様に長かった…
