春日大社からぶらぶら歩いて

目的地 奈良国立博物館へ



正倉院展と同じ場所ね



あまりにもよかったので

図録買っちゃいました


残念だったのは

前期後期で展示物の入れ替えがあったこと


空海から最澄への手紙見たかったな


さすが弘法大師さん

字の見事さと言ったら!!


自筆と言われているものの中から

自分の名前の字を探してみる


あった!!

実は仏教に関係ある字なんで結構あちこちで

見つけられました

ちょっと嬉しい



こちらお写真OKでした


壁紙にしようかなぁ


さて

今回の展示の中で1番心に残ったもの


「性霊集」(しょうりょうしゅう)

空海が書いた詩文や上表文など

様々な文章を集めたもの


中でも弟子であり甥っ子でもあった智泉(ちせん)

の死を悼む文章


哀れなるかな 哀れなるかな 哀れの中の

哀れなり

悲しきかな 悲しきかな 悲のなかの悲なり


と書かれているそうです・・・


空海ほどの人が(ある意味 死を達観しているかと

思われる人が)

やはり身内であり高弟でもある人の「死」

をここまで悲痛な嘆きを繰り返している


・・・私ごときが未だに悲しく寂しい思いをしているのは 当たり前なんだ・・・

と、なんとなく気が楽になって

不覚にもガラスケースの前で号泣してしまいました

(いきなりおばちゃんが泣いてごめんね

あの日周りにいた皆様〜)


ああやっぱり行って良かった

なんかスッキリした展覧会でした