日日是好日

日日是好日

「にちにちこれこうにち」と読みます。
「不惑」になっても惑いまくる男の日記。

「いきなり!ステーキ」を運営するペッパーフードサービスが社名の由来の「ペッパーランチ」を手放し(事業分割)、老舗音響機器メーカーのオンキヨーが音響機器部門を売却を検討(のちに譲渡話は破談)。

 

そして老舗のカメラメーカー、オリンパスがカメラを扱う映像部門をファンドに売却するとのニュース。

ショックしょういち。

 

 

 

オリンパスのレンズ交換式カメラは現在マイクロフォーサーズという規格なんですが、撮像素子が小さいという理由で人気が無いんですよね。

 

カメラ用で一番大きい「フルサイズ」が一番画素数が多く、オリンパス以外のメーカーが採用する小型規格「APS-C」もフォーサーズ/マイクロフォーサーズよりも大きいので、画素数が一番少ないオリンパスのカメラは「画質が低い」と言われています。

 

が、実際はそんなことありません。

大きい方がアドバンテージがあるのは事実ですが、画素数云々は出来上がった写真を高解像度のモニターで見るようになったからだと思っています。

実用性で言うとWebページに使用するなら72dpi、印刷物でも150dpiか300dpiあれば十分なのでそんなに問題ではないんです。

4K/8Kテレビで鑑賞するのがメイン、というので無ければ今の画素数はオーバースペックというか。

 

 

そんなこんなで人気の無いマイクロフォーサーズは広く賛同メーカーがあったものの、実際はオリンパスとパナソニックしか採用していません。

 

しかしパナソニックは先ごろライカのLマウントを採用したフルサイズカメラを発売、「コンパクトなマイクロフォーサーズと上位機種としてLマウントを併売」とするそうです。

そりゃ無いよ、パナソニック。

 

ソースが見つけられず記憶の話になりますが、マイクロフォーサーズはフォーサーズの「イメージセンサーの端でも光が垂直に入り、レンズが巨大化しない最適解」というレンズサイズをわざわざ小型・軽量化し、高画質な動画撮影用にも普及させようと、そもそもパナソニックが主導して作った規格だったはずです。

初代E-M1の発売イベントに行った時のオリンパスの社員さんたちの反応を見ても「新しいマイクロフォーサーズの方が良い」という感じではなかったですし。

(過去の日記「あこがれのE-5」参照)

 

https://ameblo.jp/nananobe/entry-12038570079.html?frm=theme

 

 

 

 

 

そんなパナソニックがLマウントを採用したと聞いて「なんでやねん!」というのと同時に「なんでだ?」と思ったのですが、オリンパスから「映像部門、売却するよ」と聞かされて方向転換したのかもしれませんね。

フォーサーズ規格を自社で買い取るほどパナにとっては魅力は無いし、長年提携してきたライカのブランドの方が見栄えもいいですし。

 

 

 

とはいえ、売却先の日本産業パートナーズはソニーから切り離されたVAIOを扱ったファンドで、その下でこれまで以上にカメラに集中して行くとのこと。

まぁ、赤字部門はいくら魅力的な製品を作っていても社内では発言権が小さくなるのが今の企業のシステムですからね。

 

どう転ぶかはわかりませんが、「OLYMPUS」というブランド名は残してこれまで以上に、以前のように、良いカメラたちを生み出してほしいです。

 

 

あー、ついでにフォーサーズ&Eシステム復活させてくれんかなー。