もう8年
まだ8年
人によってその年月の感じ方は変わるのだろう


あれ以来、もとの生活に、あるいは不自由のない環境に戻れていない方々がまだまだたくさんいるこの現状。
この間、石巻の雄勝に行った時には、防潮堤の高さにただただ言葉を失った。
町のどこからも海を眺められる綺麗な景色だったのが、町のどこからも海が見えない。。
あの津波は、目に見えるものだけでなく、目に見えない人の心のより所や、
人と人とのつながりまでさらっていった。。
今なお、自然の猛威を痛いほど思い知らされる。


日本に住んでいる以上、
いつ、自分に襲いかかってくるか分からない。
常にひとごとではなく、
決して離れることなく、
ずっと寄り添っていきたい。
 
仙台の友達ともようやく連絡がついて、「今何が欲しい?」という問いに、
「あかりと暖かさ」という返事がすぐに返ってきた。。
(震災翌日2011年3月12日更新のblogより引用)
 
ナオト