まだつい最近、
2ヶ月前に起きた災害を覚えているだろうか。。
台風18号の通過にともない、9月9日夜から10日にかけて、
北関東を中心に記録的な大雨が降った。
茨城県・常総市(じょうそうし)では、鬼怒川(きぬがわ)の堤防が決壊したり、
越水したりして、洪水が起きた。
ようやく時間をつくれて、
現地にボランティアに行ってきたよ。
それは、東日本大震災の津波のあとを見ているようだった、、、。
しかし、規模の違いからか、今回の大雨災害は、あっという間に風化してしまった。
TVでも新聞でもなかなかもう報道されないから、なかなか現状は伝わりづらいのだ。
実はあまり知られていないのだが、
この災害で川の水に浸かってしまったエリアは、
新宿区と渋谷区を足してもまだたりないくらいの広い地域である。
車だったら、南北に1時間走ってようやくはじからはじまでなのである。
そんな被災地域の広さであるのに、もう忘れられてきており、
全然、ボランティアの数が足りていないという。
ここまで水が浸かっていたんだって。。
浸水してしまったお家の床の下が、
腐ってしまったり、虫がわいたりするのを防ぐために、
床下にもぐって石灰をまく作業をした。
ひたすら、ほふく前進と、ほふく後進を繰り返し、
床の下に巻きまくるのだ。
ねずみの気持ち。
ダイビングの時の気持ちにも近かった。
1万軒を超えるお宅が被害にあっているのだから、
まだまだ大変だ。。
1階は未だ修復できず2階だけで生活しているお年寄りもいる。
キッチンが使えないため、配られる食べ物も充分ではない。
炊き出しを心待ちにしている避難所の方も多い。
またタイミングを見つけ、ボランティアしに行かねばだ。。
都内から1時間半~2時間くらいで行けちゃうので、
これを機にボランティア行ってみちゃう?
力仕事から、そうでないものまでいろいろやれることはあるので、
それぞれのできる範囲で。
■常総市災害ボランティアセンター
http://joso.vc/
現地に行かれなくとも、、
現地で頑張ってる地元の団体を応援することだってできるよ~。
■地元のNPOセンター
http://www.npocommons.org/topics/
(様々な支援の受け皿になってるよ)
あなたを必要としている人がいる。。