さて、どこから始めるとするかなー。。。

いやー、熱い一日だったなー。

なんかね、夏な一日だった。


ロナウジーニョのコンピアルバムの参加アーティストによるフットサル大会が、

お台場冒険王で行われた。

っで、その大会がね、どのくらいのレベルで、どのくらいマジだったか分からないからね、

会場に行ってみるまで、ドキドキなわけですよ。

でも、やるからには、楽しみながらも、空気読んだりもしながらも、「優勝」しなきゃいけないんですよ。

サッカーマンとしては。。


出場チームが6チーム、3チームのリーグが2つ。

予選2試合で、もう決勝戦にいけるかいけないかが決まるというシビヤな戦い。

ほぼ、トーナメントだね、こりゃ。

しかし、その初戦の大事さを、しかと意識せぬまま、INFINTY16チームとの試合を始めてしまった。。。

まだ、試合も熱くなってきてないうちに、先に2点を先制する。なんとなく、楽勝モードが

漂っていた中、呆気なく1点返され、、、残り5秒、まさかの同点ゴールを決められ、、、

極めて「負け」に近い2-2の引き分け。。。


試合後にその引き分けが重くのしかかる。

予選の2試合目で負けたら、もちろん決勝には進めない。

引き分けでも、かなり厳しい状況。。

勝ちが最低条件で、かつ、得失点差で並ぶ可能性が高いので、

大差で勝つことが必要となっている。

しかも、俺らの試合が先にあるので、不利な状況である。。。

まあ、何にしても、勝つのみ。


2試合目。HMV戦。

「熱いハートで戦うも、笑顔だけは忘れないでいこう!!」とチームメイトに円陣で声をかける。

皆、顔が引き締まっている。いい顔してる。

絶対に負けられない戦いのホイッスルがなる。

勝たなくてはいけないプレッシャーからか、まだチームの歯車が噛み合っていない時間帯に、

まさかの、2失点・・・

え?このままこんな形で負ける?そんなのダサすぎる!!!ありえん、ありえねー!!

超劣勢の窮地に立たされながらも、落ち着いてプレーが出来たFCインティライミ。

すぐさま、2点を返すも、なんと、また点を入れられる。2-3。

大差で勝たなくては行けない状況で、負け越しているのまずありえない・・


残り1分30秒。。。

なんとかしなかれば・・・

こぼれ球を拾い、ドリブルで突っ込む、シュートフェイントから右足で大きく切り返す。

まんまとDFがひっかかってくれたが、横からもう一人カバーに来ている気配を感じる。

振りかぶってる余裕はない。すかさず、トーキック(つまさき)でボールを突くようにシュート!!

これが、決まる!!よっしゃー!!

これでようやく勝ち越し!!この試合初めてのリード。4-3。

このまま、勢いにのって、まだまだ点を取らなくては!!


残り30秒。。

???

あれよあれよで、また同点ゴールを決められる。4-4.。。

もーーー!(激)!ぜってー勝たなきゃダメだってーーー!!!!!(怒)

ここからが、一番苦しい時間帯だ。

時間との戦い。あきらめたらそこで終わる。

最後まで、信じるのみだ。

絶対、絶対、最後にワンチャンスある。

あと一回だけ、シュートチャンスが来る。。。

残り、20秒。。大丈夫、大丈夫。。。。絶対来る。。

残り、10秒。。来い!来いッ!!!

残り6秒の電光掲示板を最後に目撃した。

その5秒後ぐらい(残り1秒)、うちのチームのDFがパスカットしたボールが、

前にこぼれてきた。

審判は笛を吹こうとしているだろう。

来た!!!!!

すばやく2タッチで、回転し、ゴール前に運ぶ、左からDFも近づいてくる気配。。。

もう、何も考えず、ゴールにめがけて、力いっぱい蹴るのみだ!

渾身の力で、すべての思いを込めて、右足を振りぬく!!!!!!

次の瞬間ボールはGKの脇をすり抜け、見事左上に突き刺さっていた!!!!!

残り時間0秒・・・

体全身が押さえ切れない感覚まで熱くなった。

体全身が震えた。

体全身からほとばしった。

体全身で吠えた!!


最後の最後のワンチャンス。

あきらなめなかったから、ほんとにやってきた!

そのときは、何も考えず、ただただ振りぬいた。

精神的に、すげー研ぎ澄まされていた。


そして、試合終了のホイッスル。。

5-4。

大会一の好ゲームとされた、追いついて、追い抜いての

シーソーゲームは、残り時間0秒のナオトゴールで

幕を閉じる。


これでやるだけのことはやった。

後は、同じリーグのもう一試合の結果を待つのみ。

INFINITY16チームがHMVに負け、あるいは引き分けなら、俺らが決勝へ。

1点差勝利であっても、得点差により俺ら。

2点差勝利以上だと、俺らのリーグ二位が決まってしまう。。


しかし、HMVチームへの応援の甲斐もむなしく、無情にも2点差でINFINITY16チームが

勝ち決勝進出を決める。。

結局、1点に泣き、FCインティライミは三位決定戦にまわることになった。

1点。。1点。。の重み。。


三位決定戦は、一転リラックスムードで、みんなで楽しみながらも4-1で勝利し、

なんとか三位入賞で、大会は幕を閉じる。


いやー、それにしても悔しかったなー。

決勝をスタンドで観戦するっていうのが、ありえないもんなー。

何で今、俺、ここにいる?みたいな。。。

やっぱね、やる以上ね、楽しみながらも、ちゃんと結果残したいんだな。

それが、やっぱりほんとに充実した心の喜びになるからね。。

また鍛えなおして、次こうした大会に出場する時には、万全にしときやす!




やっぱりね、本気でやるから楽しいのよ、これ。

いくら親善試合でもね、チャラチャラ楽しそうな振りしても、

やってる方も見てる方も楽しくないわけですよ。

スポーツはね、本気の中に、熱さの中に、楽しさがあるのよ。

音楽もそうだね。。


音楽もサッカーも引退なしの「生涯現役」を掲げ、

人生謳歌していこうと思います!!




PS

サポーター・インティライミもたくさん応援に駆けつけてくれて、

めちゃ心強かったよ。炎天下の中、ありがとう!!

ただ、優勝できなくて、ごめんにー。

次こそ。

サッカーの試合という名のある意味ライブやね、あれ。

エンターテイメントには違いねー。

魅せる表現が多少違うだけだ。