マイお気に入りアルバムは「Talking book」でっす。






さいたまスーパーアリーナにスチービーを見に行った!!




前回の来日時は、世界一周の旅の前半でパレスチナにいて、


スチービーの7年ぶりの来日のタイミングの悪さを悔やんだものだった。




そして今回ようやく、念願のスチービーのお歌を生で聴ける運びになった。


しかも、アリーナの前から9列目というアリーェナィ特等席ときたもんだ。


距離的には、渋谷O-WESTの一番後ろからステージを見てるくらいの感覚である。


いわゆる「そこにいる」のである。


ギザカワユス。(使うタイミングおかしいか。おかしいな)




始まりから終わりまで時間をまったく気にしないいわゆる入り込めたライブだった。


聞くところは座って聞き入り、ノルところは大いに踊り(一緒に行った大知(三浦大知)も大ノリ)、


歌うとこは一緒になって歌う!


うむ。これがライブの楽しみ方だな。


ただ聞いて観るライブは退屈なものだ。


すごいのは、やっぱほとんどの曲を知っていて、ほとんどの曲を口ずさめることだ。


きっと俺だけじゃない。ここにいるお客全員だ。


むしろ、世界中みんなだ。


マイケル・ジャクソンのスリラーのアルバムが世界中で5000万枚以上売れていて、


歴史上一番売れたCDということだが、世界中の人が知っている曲の多さでは、


圧倒的にスチービーが一番ではないか、と思うのである。


だからすごいんだな。


だからこんなに楽しめるんだな。




BANDの演奏もすばらしかった。


気が抜けないで有名なバンダ・インティライミ(ナオト・インティライミのバンド)だが、


それよりもさらに、気が抜けないバンドであろう。


目が見えないということで顔もあわせられない。


音と、スティービーの合図をバンドが常にものすごい集中力で受け取ろうとしている。


それでばっちり曲が終わったり始まったりするのである。


バンドの中でもスチービーと長いこと連れ合っている超太っちょベーシストのネーザンの、


スチービーに対する情報の受け取り方はもうお見事であった。


スチービーの機微な部分まで逃さないで感じ、バンドに合図を送る。


さらに、スチービーはめちゃ自由に、計画にない曲をいきなりやり始めたりするもんだから、


バンドは気が抜けない気が抜けない。慌てて、あわせにかかる。


すごかった、バンドとスチービーの愛情の交換が。


テレパシーの域だな、ありゃ。


よっしゃ、もっとバンダ・インティライミも鍛え上げなくては。


ものすごく注意を払っておけよーっと。(笑)まあ、今でもリハから手抜けなくて汗だくですがね。(笑)




感じたこと。スチービー、俺なみにしつこい。一回なんかに気に入ると、飽きるまでやり続ける。


なんか、同じ匂い。子供か。。ってぐらい、執着心旺盛。


意外と粘っこい。ベッドの上で、なかなかじらすっぽい。


あと、自由。ほんと自由。


感じたままに。さいたまスーパーアリーナだろうが、リハーサルスタジオだろうが、おかまいなし。


急にほんと思いついたこと形にしようとする。


なにしろ音楽が、歌が大好きなんだ、この人って。






スチービーのライブということで、いろんな人が見に来ているだろうという予感が的中。


というか、想定外に知り合いに遭う遭う!!!!!


その数、20人近い。どんだけーーーーー!!!


しかも、俺の前の前は完全、中尾アキラ。中尾ミエ。


終始ノリノリなミエ様に対し、あごは触るも、結局最後までおしりをあげることなかった中尾アキラも、


見ごたえがありましたとさ。。。