エフェクターボード | なななのなのブログ

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その時々、使いそうなペダルだけカバンに入れてスタジオに行ってましたが、



手放さずに手元に残したエフェクターを余さず使いたいなと思い、ボードは重い、しかし、わざわざケースを調達して、まとめました。


①自作ファズフェイス シリコントランジスタ仕様
10台ほど自作した中の一番良い仕上がりの1台。
自作エフェクターの道は奥深いもので、知識があって音質のカスタマイズできる程でなければ、自作するより買うほうが良いと学びました。筐体は古道具屋のジャンク品 16ミリカメラに穴を開けている、ここかお気に入りのポイント。

②ブルースドライバー
誰もが持ってる定番過ぎるやつ。使い方は人それぞれ。サスティン伸びない、中低音ごそっとなくなるウィークポイントを感じながら、手放せない存在。
③EHX イーストリバードライブ(TS系)

Made in NYC  ニューヨークシティー産🗽

中古で6000円ほどで買いましたが、今どきのアメリカ製商品がこの値段というのが素晴らしい。

アナログマンによるアドバイスのもとにエレハモが設計したTS系、というところがまた素敵。

 

 

④MXR マイクロアンプ

言う事無しのド定番。音の下地を作るのにも、ブースターにもちょうど良い傑作。フルシャンテもフリーも使用しているので、レッチリがすきなプレイヤーは必ず持っているでしょう。


 


⑤カールマーチン コンプレッサー
購入してから20年以上たち、この筐体のモデルは巷の楽器屋にも中古でもほとんど見かけない希少品。ネットで語られることもほとんど有りませんが、クセのない、クリーンなコンプで良品です。名前はアメリカっぽいのにデンマーク産なところも気に入ってます。

⑥ジムダンロップ ROTOVIBE

音の美しさに魅了されて衝動買い。とにかくスピードをペダル可変できるフェイザーのサウンドが心地よく、ジミヘン風の揺れを再現できる、それ以上、の価値を感じます。

 

 


⑦マクソン アナログディレイ AD80

これまた購入から20年以上たち、最新版はやや仕様変更しているようです。マクソンのアナログディレイといえば大型のほうが有名ですが、これで十分。デジタルディレイよりクリアなディレイ音を出せないアナログ回路の独特なつぶれたディレイ音を、“温かみのある音”なんて言うてましたね。

 


⑧BOSS PS-5

ピッチシフターは使いたいけれど、ワーミーは中古でも値段高いし、サイズが大きい。そこでBOSSの高品質、多機能なコレに買うに至る。ワーミーユーザーは、もちろんワーミーが最高!と言うでしょうが、ハーモナイザー、ピッチシフトはさることながら、DETUNEモードのコーラスが非常に美しく、主にその音を目当てに使ってます。


 

⑨Noah's ark TBSW
とりあえずメルカリで入手したとはいえ、絶妙に必要を満たしてくれる仕様。最近は他機能でプログラマブルとか多々ありますが、シンプルで分かりやすいところ好感が持てます。


エフェクターの接続順、セオリーはあれど、アンプとの兼ね合いやら、その人の感性次第なので、個性の強い人の配置を見ると我のセッティングがすぐにぶれそうなものですが、自分が何故にこの配置に納めたのか備忘録。

ループ1 自作ファズフェイス
ループ2 コンプレッサー、プリアンプ、歪み各種
ループ3 ゆらゆら揺らすロトバイブ
ループ4 ハーモナイザとディレイ


いままでの経験やら記憶と、ネットでいくつか調べつつ、オーソドックスな配置を参考に繋ぐ。


自作ファズを、近代の機材と同居させながら切り替えて使えるように、スイッチャーを用意して、ループ1に繋ぐ。

『原始的なファズは直接ギターのハイインピーダンス信号を受ける前提での設計』の為、バッファもしくはバッファ入りのBOSSエフェクターの後、もしくはそれらの間に繋ぐと、入力信号がローインピーダンス化して本来のポテンシャルを発揮できない弱々しい音になります。経験と知識をもとに最初段に配置する。

ファズ本体で発振しない最大まで歪ませる設定にして、歪みの量をギターのボリュームで調整できるし、ループ2の標準装備とすぐに切り替えができます。

ロトバイブはペダルを踏み込まずにスイッチオン・オフできるように、ループ3に。ワウペダルと同じで、踏み込んだところからオンになる仕様なので、フィルターが開いた状態の音で鳴らしたい、無音時を狙ってオンにする技術がなくてもOK。

BOSS PS-5 ハーモナイザー、ピッチシフター系は前段の歪み等の加工前に繋ぐのが良しとの説も見られますが、DETUNEモードのコーラスが非常に美しく、主にその音を目当てに使う。
ディレイはセオリー通り最後に。

ループ2、4の④⑤⑦をメインの音作りに使って、
マイルドなオーバードライブは③を足す、激しい歪みは①、②を足すと使い分ける。
リードで音を前に出す為に、マイクロアンプをオーバードライブの後に繋ぐのもよいか検討中。

そういう用途で繋いで使います。
実際に全部の機材を使い分ける曲を演奏する
ことは… 
ありませんが、
使えるチャンスを用意することが、
まずは大切かと。


すごくお金かけてる先輩方はネットでもYouTubeでも数多くみられますが、ケースとスイッチャーをヤフオク/メルカリで、ケーブルはサウンドハウスとアマゾンで購入し低予算にまとめました。本格的に高品質なものにこだわりだすと、キリがない世界なので。


■ボード組むことでしか使わないものについて

今までパッチケーブルを使ってましたが、ソルダーレスケーブルを初めて使いました。
これを買いました。おそらくFree the tone あたりが最高峰で、それと比べて半分以下の値段です。初めての自作ケーブルでしたが失敗もなく、スタジオでの出音には何も文句はないです。ジャックにロゴがついてないところも、シンプルで好きです。

 

そもそもパッチケーブルも、かつてはケーブルが太いものが当たり前だったものが、ソルダーレスの細いケーブルで組むことが主流になったように思います。


そして、
エフェクター固定のマジックテープなんて100均で買えるのに、なぜに専門業者が販売するのか。しかし、エフェクター貼り付けにジャストフィットな強力粘着で、この寸法しては100均より安いように思います。

 


ワウペダルのような、ゴム足つきのペダルがマジックテープで固定できない問題について、ボード設置用のアタッチメントがあります


 


 が、


こういった備品なしでも解決できますよね。


1、ゴムネジのゴムをはずします。

はずしてネジを締めても裏蓋を挟み込むことはできない若干の隙間ができます。


2、裏蓋にベルクロを貼り、ネジの出っ張り以上に、メス、オスのベルクロを貼り重ねる。


       本体

 裏蓋■■■■■■■■■■裏蓋

 ネジ   ベルクロオス    ネジ

ネジ頭      ベルクロメス    ネジ頭

      ベルクロオス

ボード底面■■■■■■■ボード底面


これで大丈夫でした。

何で写真でなく、わさわざ文字で書いたのかは、

それはただの気分です。



そんなこんなで、エフェクターボードを組み、部屋でギター弾くときにもペダル一式をすぐに用意できるし、余すことなく使えて良いものですね。しかし覚悟はしてましたが、手で運ぶのは重くツライです。


電源ノイズが若干、微量に発生するペダルの組み合わせがのですが、気にして解消するためにパワーサプライかアダプターか、電源コードそのものにこだわるのか、ひとまず気にせず愉快にプレイにだけ没頭する方針です。




CU later