人
こんな風にだれか1人の人生に深く潜ったり、心の深くに触れられたら、どんな人でも愛せる気がする
でも現実は日々出会う大勢の人は
エキストラにすぎなくて、言葉を交わすこともなく、認識することもない。
あなたの不機嫌の背景を知らないから
それを突然ぶつけられると苛立ってしまう
あなたの深い悲しみを知らないから
優しくない態度に嫌悪感を抱く
でも全部知れたなら、そんな風に思わないのかも知れないといつも思う。
愛せる、と思う。
愛していたいと思う。知らないあなたのことも。
歪みすら、愛しくなると思う。
誰かの悲しみに寄り添って、誰かの悲しみを吸い取れたら、
取りきれなくても、大丈夫だと魔法がかけられたらいいのに。
人と関わることは、とても愛おしいことだ
関わるということは影響され合うということだと私は思う。
信じることがこわい時、きっと関わることも、踏み込むことも、踏み込ませることもこわいのでしょう。
時にはあなたの傷ついたフィルターを取って、目の前の人を見られたら、信じられることもあるかも知れない。
信じられたらいいなと思う。
かえがきかなくて、どんな瞬間でも心を温めてくれる愛する人に人生で出会えたなら、どれほどあたたかくなるのだろうか。
愛する人を見る眼差しが好きだ、だいすきだ。
それだけで涙が出そうになる程、愛がだいすきだ。
幸せなひとりぼっち