こんばんは。
昨日今日でドレミの歌兄妹とピアノ兄弟のワクチンを打ってきました。
ドレミの歌兄妹は来週半ばでみんな卒業予定です。
さて、お次の正式譲渡のご報告はイーコターコ姉妹です。
ここまでで8月の分のご報告になります。
イーコターコは浜松で乳飲みの時期から育てられた姉妹です。
すごく仲良しなのでこの姉妹は離したくないなと思って、一緒のおうちに迎えて貰うのを希望していました。

お迎え頂いたのはご夫妻。
先代の猫さんを亡くされてまだ月日が経っていないので、先代さんと同じ毛色の子がどうしても気になるもののイーコターコに強烈に心が動き、成猫一匹のつもりだったけど子猫2匹、どうしようどうしようとずっと悩まれていて、譲渡会が終わった後にお返事を頂きました。
お迎え頂ければ大切にしてくれる方だと思いましたが、まだ先代さんへの気持ちや悲しみが強くあるのは私にもわかりましたので、強くオススメしたり説得することはなく、お二人の決断を待ちました。
とても生真面目なご夫妻なので成猫一匹のつもりが子猫2匹をお迎えするという決断をするのに十分な話し合いをして、そしてトライアルを決めてくれました。

少しだけ初日は緊張していたのかもしれませんがそれもすぐにリラックスして、ごはんも排泄もばっちりでした。
我が家に来た時も最初はしばらく固まっていまのですが、ママさんが赤ちゃんをあやすみたいに優しく話しかけてくれていたのできっと安心したのだと思います。

本当に仲良し姉妹で寝るときもシンクロです。

とにかくいつも一緒で

姿勢も似てる2匹
少しくしゃみはするもののトライアルはいたって順調でした。
ケージの前にお布団敷いて寝てくれたりと、寂しくないようにしてくれたので環境への適応か早かったです。


バナナのおもちゃを抱き締めているポーズまで似てる!
沢山のマットやベッドや色々揃えてくれました。
トライアルじたいは全くトラブルなく順調に経過して正式譲渡へ。
ミルクで育てられた2匹は、きっと育ててくれたボランティアさんを親だと信じて育ったと思います。
我が家に来てすぐに真菌が見つかり、他の猫に感染させないように厳重に隔離してふれあいも最小限にしていたのでしばらくの間親不在の環境でした。
寂しい思いをさせましたが、治ってすぐの譲渡会で優しくて穏やかなお父さんお母さんにお迎え頂きました。
里親さんにとっても、我が子のように慈しんで来た最愛の猫さんを亡くされ気持ちを向ける場所がなくなっていた時に、親の愛情を求めている2匹に会えたことは、お互いが惹き付け合うような出会いだったと思います。
色も年齢も全く違う子達をお迎えをしたことで、先代さんの思いや記憶は色褪せることなく、2匹の子猫の新鮮で忙しい日々が始まりました。
喪失の悲しみ苦しみを知っているからこそ、次の命のお迎えは不安が強くあったと思います。
そこを乗り越えて2匹のお父さんお母さんになってくれて本当にありがとうございます。

トライアルのお申し込みも慎重に慎重になさっていたので、トライアルは順調でしたが並々ならぬ決意で正式譲渡を決めてくれたのが私には分かります。

正式譲渡の後もご報告のLINEをご夫妻お二人から頂くのですが、子猫のお世話に忙しく奮闘されつつ癒される様子が伝わってきます。
イーコターコはいーちゃん、たーちゃんになりました。
幸せに長生きするんだよ!

1ヶ月ちょっとでこんなに大きくなりました。
大きくなってもシンクロは同じです
