連休明けたら子猫の保護依頼が続々と…
まだ子猫ボランティアさん余裕あるので私はひたすら中猫成猫を保護したいと思います。
ほぼ成猫サイズの一歳未満の子猫を中猫と私は言ってるのですが、保護猫は生後5ヵ月越えると応募が減ってしまって特に地方シェルターではそのまま大きくなり誕生日を重ねてしまうのです。
都内は人間そのものが沢山いるので、必ずしも子猫希望ではない人の総数も多くて中猫成猫にもチャンスが多いです。
東京は意識が高いとか低いではなくて、単純に数の問題ですね。
なのでこちらも単純に譲渡会の数を増やして成猫中猫にも沢山里親さんを見つけていきたと思っています。
そんな感じで2024年の子猫が来る前にとドカンと送られて来たのが愛知のモノトーン軍団9匹でした。
みんな中猫ですね。
今日の正式譲渡のご報告はその中のハシモトくんです。
レスラーチームは最初の譲渡会でみんな決まるという大快挙でした。
ハシモトくんには複数お申し込み頂いたのですが、若い先住くんがいるおうちにトライアルへ行きました。
ハシモトくんは場所慣れも人慣れもしてる子なので初日からけっこうリラックス
夜泣きはしていましたが、ごはんも排泄も問題なし❗
翌日はケージの外に出てこの表情
涼しい顔してトライアルスタートです
ケージに入れると泣くので出していたら家の中で見失い大捜索が始まるというトライアルあるあるも経験しました。ロフトの隅にいたそうです。
最初シャーをしたりトイレを失敗したりと動揺を隠せなかったお兄ちゃんもこの距離にいます。
初めてに近い猫との遭遇でびっくりしたと思いますが頑張ってくれています。
その後威嚇もなくなったので放してみました。
まだ遊んだりはしませんがいい距離ですね!
ハシモトくんはもう少し仲良くなりたい様子。
一応これでも空気を読んでいます。
この空気を読むっていうのが猫によって出来る出来ないがあって、キハチくんとか小三郎は全く読めませんでした
そういう個性を見て先住さんの性格に合わせて猫のトライアル先を決めます。
ほぼお見合いババアです
触れそうで触れない距離にいるハシモトくん
遠慮をしているようでお兄ちゃんのベッドで豪快に寝る図々しさも見せます
人との距離はサイズから問題なし。
場所にも慣れているのでこのまま正式譲渡でも良さそうでしたがお兄ちゃんのごまくんがまだ遠慮しているので念のためのトライアル延長に入りました。
トライアルは私の場合2ヶ月まで延長出来ます。
初めての多頭飼育でしたので不安もあるでしょうが、私から見るとかなり仲良しなのでちょっと延長して正式譲渡かなぁと思っていたのですが、この後予想外の長期トライアルになりました。
なんと外部寄生虫を発見
愛知の保護同時虱まみれだった4匹、きちんと駆虫して東京に来たと思っていましたが、卵を発見
他の兄弟にも薬を送って駆除(予防)することに
ご迷惑をおかけしてしまいました
うちは外野シェルターを含めて来た猫全部に来た時と出る時に
ネクスガードキャットコンボ
ミルベマックス
プロコックス
を塗布&投与するのですが、今回愛知勢はなかなか苦戦しまして、今後は使う駆虫薬を変えることにしました。
里親さんは肝っ玉が据わっていて、動揺しまくる私以上に冷静で大変助かりました。
こんな感じでニャンプロしながらどんどん仲良くなる2匹…今度こそ正式譲渡に…と思っていましたが
今度はお兄ちゃんが体調不良に…
全く食べないし嘔吐で痩せてしまって…
つい少し前に健康診断を2匹にして貰って問題なかったのにトライアルがストレスだったのかと私がまた弱気になってしまいましたが、トライアル継続のまま里親さんは頑張ってくれて
すごく痩せちゃいましたがお兄ちゃん復活
良かったです!
これ、当たり前に思うかもなのですがなかなか出来なくて、どうしてもずっと暮らしていた猫と新入り猫とでは愛着が違うし、後から入れたことで先住猫さんが苦しんでいると悪いことをしてしまったような気持ちになり、中には新入りに対して厳しい感情を持ってしまう事もあるんです。
そういう時にボランティアが間に入って感情を整理すると上手く行くのですが、里親さんはずっとどちらも同じ気持ちで接してくれてむしろ私が動揺して助けられたくらいでした。お恥ずかしい…