私の元にも本日こちらの本が届きました。






まりもこスペイルームで執刀して頂いているモコ先生。
奄美のひっこし応援団の団長モコ先生の半生を綴るノンフィクションの一冊です。

モコ先生がどのような想いで動物愛護に関わって来られたのか、そのモコ先生に吸い寄せられるようにして集まってきた沢山人々との関わりを、児童書らしい分かりやすくソフトな表現で、でも細かくしっかりと書かれた一冊になっています。

私が登場している部分を中心に先ほどパラパラと読ませて頂きました。これからじっくりと読みます。
モコ先生が主人公ですが、それ以外の私を含めた登場人物の背景もちゃんと書いて頂いていて嬉しいやらこそばゆい気持ちです。




私の部分はまりもこスペイルームの事務作業中の雑談の時の会話を元に書かれてあるのですが、ただの雑談のようで掘り下げかたがすごくて、さ、さすがジャーナリストだわ、と思った記憶があります。

子どもの頃、生まれては消えていく子猫を「季節の花」のように当たり前に思っていたこと、猫の寿命に人間は関与出来ず、自然淘汰という言葉を言い訳に出来ることもしないでただただ猫から癒しを貰っていた私の悔恨を、笹井さんとの会話の中で漏らしたのでしょうね。
私が保護ボランティアになる一番根っこになる部分は懺悔なのですが、そこを見逃さないのかジャーナリストなのだなぁと思いました。


(怖かったよ~えーん)←昨日モコ先生オペして貰った5匹

私の保護猫の譲渡の時にこの手術の執刀はモコ先生です、とまではなかなかお伝えしていませんが、かなりのパーセンテージの頭数をモコ先生にお願いしています。
それだけ信頼していますし、いなくてはならない大きな存在です。
技術だけではなく、先生の一本筋の通った生き方を皆さまにも知って頂きたいですし、子ども達にもそういう大人が、ヒーローが必要だなと、今の私欲にまみれ殺伐とした大人社会を見て思います。

私のもとへ猫を送り込んでくれている茨城の長谷川さんや師匠のSさんなど、いつもお世話になっている方々が沢山登場しますので、ニャンこま卒業生や応援団の皆さまには是非読んで頂きたい一冊です。

夏休みの課題図書としても適している一冊ですが、大人が読んでも十分読みごたえがあると思います。

発売前ですが、予約も可能です。