金曜日夜に奪還したきなこママ&あずきくん。


3年暮らした場所からいきなり知らない(元いた場所だとは忘れてるからね)場所に移動し、食べれない日が続きました。


食べ始めたのはあずきくんから。
食べたらホッとしたのかトイレも出来るように。
元々なつこい子だったので触れますが、怖くて不安で威嚇と震えが凄かったけどそれもなくなりました。
けど、昨日から夜泣きが始まりました。


全身の脱毛はこんな風にスカスカの感じのハゲが無数にあります。
痩せちゃってるし食べれてなかったのかな?


きなこママはこの場所から全く動かなかった。
トイレに行けるようになったのが先で、昨日の夜にようやくちゅーる食べました。
今も食べるのはちゅーるだけ。足りない分は無理矢理あげてるけどちゅーる食べれたからそのうちたべると思います。



さっき。
ようやくきなこママも動いてコタツの下に入りました。
あずきくんは奪還翌日に目が塞がるくらいの目やにが出たのですが、それもストレス症状だったのかもしれない。

元々慣れていて穏やかな2匹。
おそらくこのままいけば数日で落ち着くと思います。





色んな人が、
そんなおうちにいなくて良かった。
戻れてよかった。
捨てられなくて良かった。
虐待されなくて良かった。

そう言います。
ホントにそうだと思う。
連絡来てすぐに迎えに行けて良かった。

けどね、今よりもっと酷い状況を想像して、それよりマシだったと思うことで2匹の受けた痛みをなかったことにしたくないのです。


元里親さんからは、譲渡後にも連絡が来てました。
お子さんとリビングで寝そべる写真や、きなこママには母親として学ばせて貰っているとのメッセージもあった。
幸せな時間は確かにあったのだと思います。


けれど、家族としていたからこそ2匹が捨てられた痛みは深いんだと思う。


電話でのやり取りの際に、里親さんは

私達なりに可愛がって来たんです!
手放すことがこの子達のためになるんです!

と、沢山の捨てる理由とともに感情的に私にまくし立てました。


何が本当の理由かは分かりません。
ワクチンは打っていたと言ったのに、証明書をくださいと言ったら実は譲渡後一度も打ってないと言ったり、話に嘘が多く本当のことは分からないし、分かったところでだからなんだってことで、真実を追及する意味がない。

事実として2匹は

家族に捨てられた

ってこと。

そして、

傷ついた

ってこと。


その事実から目を背けるために、

可愛がっていた、
幸せになるために手放す、

離れたくはないけど仕方がないんだ
と美しい別れを演出しようとしたこと。


私はそれが嫌だったし醜悪だと思いました。


手放すなんて綺麗な言葉を私は使いません。
私は優しくないからね。
事情があった、仕方がなかったですねと言ってあげれる優しさが私にはない。
すみません。

きなことあずきは傷ついたんですよ、ってちゃんと知って貰いたかった。
今さらだけどね。

悔しいです。
けど、分からない相手に求めても仕方がないからこの話はおしまい。
幸せにしないとね。前を向こう。


この話を結果オーライの美談にはしたくないので、あえてこういうブログになりました。
これは私の気持ちです。
人によっては、飼えなくなったらいつでも戻してって言ってくれるボランティアもいると思います。
私はそうじゃないかな。


このご時世色んな事情があると思う。
中には本当に仕方のない事情もあると思う。
けどね、

捨てられたら猫は傷つくって知ってください。
それでも飼えない時は言い訳なんかしないで、
善人ぶらないで、
ただただ猫に詫びてください。
愛していたなんて意味のない言葉を吐いても、痛みが消えるわけじゃないんで。










次回の本気の譲渡会は2/6(日)13:00~17:00です。

1時間交代の予約優先制となります。


ご予約は

nyankoma222@gmail.com

まで。


お名前

人数

時間(①13:00~②14:00~③15:00~④16:00~)

会いたい猫がいれば名前

をお知らせください。


会場 

東京都目黒区駒場4-3-65

レンタルスペースこまばサロン暖炉