みらい、もう一度会いたいと毎日願っていたけれど叶わず、天国に逝きました。


我が家から出る前、苦しくて七転八倒するみらいをあいちゃんが抱きしめてグルーミングする写真。
呼吸が苦しいのでこの後は病院に運ぶまでずっとリビングで交代で縦抱っこしていたため、あいちゃんとはこれが最後になりました。


2度と会えないかも、と思い病院に向かう前にもう一度あいちゃんに会わせるか悩みましたが、最後のお別れなんかしたら本当に死んでしまう気がして出来ませんでした。
この写真を見る度に胸が締め付けられます。
あいちゃん、みらい、ごめんなさい。


生まれた日のみらい。
朝起きて見に行くと、キャットタワーに胎盤ついたまま産み捨てられていました。
慌ててタオルで包み込み保温しミルクを与えました。
私が初めて臍の緒を切ったのがみらいでした。
我が家で生まれた初めてのあかにゃんがみらいでした。


目が開いてないみらい


ちょっと開いた


タレ目ちゃんでした。



みらい、ひかり、ゆめの順に生まれました。
 

黒っぽいのがみらい。
順調過ぎるくらいすくすく育っていました。


この日までは。



首の疾患なのか
脳の疾患なのか
何が起きたのかは分かりません。
頭を持ち上げて少しずつ動くことが、みらいの身体をおかしくさせてしまいました。
奇形で開いたままの頭蓋骨はみらいの身体には大きすぎました。



呼吸が苦しそうで見ているのが辛かった。
藁をもすがる想いで先生の元に駆け込みました。
助かるか分からないよ、と言われましたが、そこから1ヶ月以上、胃カテーテルをして命を繋いで下さいました。
みらいも頑張りました。
私は、本当に何も出来ませんでした。
無力でした。



みらい、我が家に生まれて来てくれてありがとう。
切なく苦しいけれど、かわいかったし愛おしかった! 会えて良かったよ!

みらいから命を奪ったのがなんなのか、それは分からないけれど、あの場所からレスキューされ我が家に来た子や、我が家で生まれた子が何匹も見たこともないような状態や症状で苦しみながら死んでいきました。
死産の名もない3匹、ちゅんちゅん、ぱんだ、ピッピ、ポプリ、そしてみらい。
命を持って生まれた子が懸命に生きたこと、
苦しみながらもがきながら死んでいったこと、
私は全部見ました。

手を尽くして、これ以上出来ないくらいの看護をしたつもりですが、それでも申し訳無いし苦しいし悔しいし辛いです。
私がブリーダーなら、こんなのもうこれきりにしよう!と思うはず。
もう見たくないと繁殖させることなどしなかったはず。
心ない人や、命をなんとも思わない人がブリーダーという職業についてしまったら、簡単に起きる悲劇。
罰則も規制もない状況では、見えないところで我が家で起きたようなことが沢山起きているのです。

このブログを読んであの子達の苦しみを感じてくれた方が、私の想いを少し持ち帰ってくれますように。
私は怒りに潰されそうだし、次の死への恐怖から逃げ出したい気持ちです。
本当にもうお願いだから誰も死なないで欲しいです。


みらいの亡骸を引き取り、ねこけんの本部にお預けしました。

あいちゃんに亡骸を見せたくなくて、私1人で見送りたくなくて、我が家には戻しませんでした。
情けないボラでごめんなさい。

またペロたんが嘔吐して今日も通院しました。今もぐったりしています。
今日少しだけ泣いたら生きてる子のケアをします。
油断したら死神がやってくるから。
今回が一番こたえます。
死ぬなんて、思ってなかったんです。
死がとてもとても怖いです。