「癌患者じゃないみたいだね」
と、よく言われます。

怖くないの?
とか

不安じゃないの?
とか

心配じゃないの?
とか


昨年乳癌で手術した30年来の親友も「強いね」と言ってきた。
(仲良いけど、癌まで一緒じゃなくてもねぇ…と苦笑った。同時に癌って本当に身近な病気だと思った)

五年生存率の低さとか、そりゃあ
(゜д゜)
ってなりましたけど

なんていうのかな
私、死ぬ気が全くしない。


ついでに言うと数ヶ月後にはケロッとして走り回ってそう。

治療始まったばかりだからこんな事言えるのかもしれないけど
原因不明で治療もされる事なく、日に日に衰弱していった2ヶ月を思えば!
あの不安を思えば!
※詳しくは過去ブログをご覧下さい

癌告知も
「ああ、癌だったのか。原因分かってよかった。これでやっと治療ができる」
と、普通そこショックで落ち込むとこだろ…って今ならセルフ突っ込み。


抗癌剤の副作用で髪が抜けるのもショックじゃないの?と聞かれても
五年前にツーブロックのモヒカンにした事があって
その時一度スキンヘッドにしようかと本気で思ってて


猛反対されたけど
(そりゃあ…ね)



だからむしろ念願のスキンヘッドになれるとワクワクしてる♪

髪生えてきたらベリーショートでパッ金にする楽しみもあるし♪


でもケアキャップだけは何が何でも被らない!!

あれだけは駄目だ。
私の美意識が許さない。(何様)

ハゲ散らかってきたらターバン巻くよ。



私って、正直こんな感じなので
人によっては物凄く不快感を与える人間だと思う。

同じ病室の80代のご婦人から
「若いのに気の毒にねぇ…」と、会話するたびに言われて
もうおばあちゃんだから同じ事何度も繰り返すのはご愛嬌だけど
あまりにも気の毒気の毒言われ続けているもんだから(50回は軽く聞いてる)

(゜Д゜#)フリーズ!!ユアマウスウッセェ!!
と叫びたくなりますけど

ああ、私そんなふうに見られてんだなぁとちょっとショック。

放射線治療科に行ってもほぼover60の方々ばかりで
やっぱり気の毒そうに私を見てやがる。


でも私も、小児病棟に運ばれていく体に何本もチューブが繋がれてる幼い子供を見て、同じ事思ってたと気が付いた。

病気になって気が付いた事がいくつかある。


次からは「大丈夫!元気になるよ!頑張って!」と、心の中でエールを送ろうと思う。