ふと思い出したコト。


高校時代、剣道部と放送部を掛け持ちしていた。


放送部にも、運動系の部活動と同じように、夏に大きな大会、冬に新人大会 のようなモノがある。


テーマを決めて取材、撮影、録音し、数分の「番組」を作る「映像部門」と「ラジオ部門」


自分の伝えたいことを取材し原稿を書き、読んで伝える「アナウンス部門」


指定された本から読みたい箇所を抜粋して朗読する「朗読部門」


私はずっと「朗読部門」に出場していた。


高1の冬、新人大会でかろうじて入賞し、九州大会への派遣が決まった。


学校に戻って3年女子の先輩方に報告(2年生はいなかった)すると。


「はぁ!?入賞したの!?」

「あーあ、あの大会もレベル落ちたもんだね」


うひぃぃ(T_T)


見かねた男子の先輩がこっそりフォローしてくれなかったら、劣等感を理由に出場辞退するところだった(笑)


しかし、いわゆる弱小校からひとり、強豪校の派遣団にポツンと紛れるわけで、うひぃな状態にかわりはない。


幸いなコトに他校の一年生のメンバーと意気投合し、おかげで本来のおちゃらけキャラを存分に発揮できた(九州大会は予選敗退、その後の自由時間のことね)。


一年生のくせに柔らかく落ち着いた物腰の他校男子を巻き添えに、宿舎ホテルのロビーで踊ったり(笑)


その時のメンバーは、他校出身ながら、ココロ優しい友人となって、いまだ繋がりを持ってくれている。


もう、30年以上経っちゃったんだなぁ。


心はいつも、セブンティーンのままなんだけどなぁ(笑)