こんにちは

先日、こちらを観劇してまいりました♪
月組 日本青年館公演
『THE LAST PARTY ~S.Fitzgerald's last day~』
この作品は、月組時代の大空祐飛さん主演ver.をスカステで観ていたはずなのですが、内容をあまり覚えておらず、、

ゆうひさんはスコット・フィッツジェラルドという役柄が当たり役であり代表作の1つ、というだけの認識でした。
検索してみると2004年の公演だったので、もう14年前になるのですね。私が宝塚を観始める前でした。
どんな話だったかな〜なんて思い出せないまま開演したものの、れいこちゃんが歌う度に曲を思い出しては、その曲を歌うゆうひさんを重ねて観ていました。
お芝居多めのストレートプレイのような作品。
れいこちゃんは舞台にほぼ出づっぱりで、膨大な台詞の量を良く覚え、集中力をとぎらせることなく、スコット・フィッツジェラルドの生涯を通して演じていました。
そんなれいこちゃんのお芝居に惹き付けられ、初めから最後まで飽きることなく、食い入るように観てしまいました。
宝塚を観に来たのだということを忘れたかのように…
れいこちゃんのことは勿論、雪組時代から良く観ており、中でも特別に美人で背も高くスタイリッシュで、歌も芝居も何でもそつなくこなす生徒さん。
しかし、悪役などの目立つ役柄が多かったはずなのに、私の中にはそこまで印象に残る方ではありませんでした。。
しかし今回のスコットは、とても繊細そうなれいこちゃんの性分に良く合っていて。
これまであまり感じることの無かった、男役的な色気にドキドキしてしまいましたし、良い意味で印象が変わりました。
ゼルダを演じた海ちゃんも本当に美しくて

今まで観てきた中で一番綺麗な海ちゃんでした。
大人っぽくて美人で華もあって愛らしくて、れいこちゃんとの並びが完璧な美。
二人が組むことでお互いを引き立て合い、舞台がとても華やかになる、そんな光景でした

ゼルダは、様々な役柄を経験してきた今の海ちゃんが演じるからこそ良かったのだと思わずにはいられません。
フラッパーガールとして名を馳せていたゼルダがスコットと結婚し、やがてスコットとの関係が悪化してゆき、精神病を患うまでに落ちてしまう流れがとても辛くて、、
「貴方には仕事があるけど私には何もない」という台詞が妙に心に突き刺さりました。
観劇後にナウオンを見たのだけど、
れいこちゃんが「何でも器用にこなすなんてことないだろうと思って。海ちゃんの心をさらけ出させるのが今回の使命だ、」みたいな事を言っていて、そんな頼もしい事を言うようになったのだなと

(何故か親目線)
一度れいこちゃんの前で心をさらけ出せる機会があったお陰で、自然体なお芝居が出来るようになったと。
すーさんも「今回は海ちゃんが近くに感じる」と仰っていました。
余談だけど、海ちゃんには必ずヒロイン=トップ娘役を務める日が来て欲しいなと思っています。
(本音は たまさまの相手役になって欲しい…!!!)
ゼルダの浮気相手エドゥアールを演じた英かおとくん。
真っ白な軍服が良く似合い、ゼルダを口説く仕草に色気が溢れていてとっても素敵でした

他の役も色々と演じている中一場面しか出てこないため、観客の印象に残すのはとても大切なこと。
公園でスコットが執筆を再開する切っ掛けを作った学生を演じる風間柚乃くんも、非常にしっかりとしたお芝居をされていて。
既にカンパニーの新公主演に抜擢されたけれど、どこにいても自然と目が行ってしまうほどとても華のある男役さん。
ナウオンでの話し方から、とても頭の回転が早く聡明な印象を持ちました。
すーさんが演じるシーラも、すーさんが演じるととても素敵な女性。
スコットの人生の後半では、ゼルダが精神病を患い入院をしている中、死ぬ間際までシーラというコラムニストの女性と暮らしているのがイマイチ腑に落ちなかったのが、自分はまだまだだなぁーと。笑
スコットの生涯を通して観ていると、スコットに取ってはその時その時でゼルダとシーラのどちらにも支えられ、どちらも大切な相手だったのですよね。
フィナーレは、舞台の奥にピアノとシンセサイザーかな?ジャズの生演奏に合わせ、ありちゃん、かおとくん、風間くんから始まる男役さん達のダンス

れいこちゃんと海ちゃんのデュエットダンスがあまりにも美しく幻想的で、涙が込み上げてきてしまいました。。
お芝居の中でスコットとゼルダの関係が破綻してしまうからこそ、この場面で心が大きく揺さぶられてしまうのですよね

ライティングもブルーっぽいかんじだったかな?とてもゆめゆめしくて二人が幸せそうで、とっても素敵な場面でした

スコット・フィッツジェラルドといえば、昨年、外部のグレートギャツビーを観た事を思い出していました。あの世界観が好きだったのでこの公演も楽しめたのかな。
そういえば途中で投げ出したままの原作読み直そうかしら

シンプルでスタイリッシュな舞台セットは双頭を思い出しました。
植田景子先生の世界観が好きだなぁ

人数は少ないけれど1人1人のお芝居がとても丁寧で心に残りましたし、上質で充実した時間を過ごせた気分になりました。
出来ればもう一度観たくてギリギリまでチケットを探してみたのですが、日程的に厳しかった、、
期間が短すぎるー

これから梅芸で観劇される皆様、どうか楽しんでいらしてください!!
