NANAです。
翌日、改めてご住職様が来て、お経をあげてくださいました。
泣きながら、棺に全部入れました。
母子手帳もエコー写真も全部、入れました。
何も残すつもりはありませんでした。
だから、身長はあいまいで、体重だけ覚えています。
何時に産まれたのかも20時頃だったなというくらいで、はっきり覚えていません。
でも、それでいいと思ったのです。
残しておいた方が、何度も見返したりとかしそうで、余計に、辛くなる気がして。
火葬場に、私は行けませんでした。
母にも辞めた方がいいと言われ、旦那にお願いしました。
とっても天気が良くて、見渡す限り青空で、ムシムシというよりは、カラッと暑い日でした。
2人がいなくなった白い布の上を見ては泣いてたけど、こんな天気のいい日でよかったなぁとか、思ったりしていました。
旦那たちが帰宅し、1つの小さい骨壷に入って帰ってきました。
2人一緒の骨壷。
2人一緒の位牌。
またきっと、逢えますように。
もっと強くなって、またここに来たいって思えるような、そんな家族になろうと思いました。
私と旦那は、出逢って間もなかったし、全然家族じゃなかったんだろうな。
2人が、私たちを家族にしてくれたような気がします。
ちょっとの間だけでも、お父さんとお母さんにしてくれてありがとう。
またすぐ来てね。
また逢おうね。