私はいま、シリンジポンプを装着して、塩酸モルヒネであるアンペック注を0.1ml 毎時で投与している。
これで、普段は咳などの症状が出ないであんていしているけれど、たまに胸が痛くなったり、息苦しくなったりする。
そんな時、使うのが「レスキュー」と呼ばれる機能。
機能というより、いつもより多い量を一時的に投与すると言った方が正しい。
私の場合は、3倍の量が決められている。

そして、レスキューってなんだろ?と思って軽く調べたのでメモ。

在宅などでオピオイドのお薬が出ると思うが、
゛飲み薬゛で有名なところでは、
●オキシコンチン
●オキノーム
●オプソ
●MSコンチン
とか。

よくある質問でもあるが、オキシコンチンと、MSコンチンは同じ作用機序なので、先生がきちんと計算してくれた場合は除いて、余っていたからって同時に使用しちゃいけない。併用はNGである。
また、オキノーム(散剤)、オプソ(水薬)は、即効性を期待して(ある意味レスキュー)処方されるらしい。

さて、これらのお薬を総称して「オピオイド」と呼ぶわけだが、オピオイドとは、人体にあるモルヒネ(厳密にはアヘンだが)が、結合する「オピオイド受容体」に結合する物質のことをいう。
簡単にいえば、体内でモルヒネの効果を現すものが、オピオイドだ。

ちなみに、上記のお薬では長時間の効き目を期待する徐放性と、レスキュー的な役割の即効性を持つお薬の組み合わせで処方されるらしい。
例えば、徐放性の製剤のオキシコンチンで、長時間の効果を期待して、苦しくなった時などのレスキュー用にオキノームを組み合わせるとか。

私も今はシリンジポンプでの薬の管理となっているが、そのうち飲み薬になるかもしれない。
そのとき、こうやって調べたこともちっとは役に立つかも。





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