本当は、水曜日から増やそうと思っていたけど、本日モルヒネの量を増やしてもらった。
毎時0.05mlから、0.1mlへ。
今までの倍量。
しかし、咳は止まらない。
ダルイ、眠い。
頭の痛いのはとれたみたい。
明日のお出かけは、眠くても刺激になるから大丈夫かなぁなんて、思ったり。
今まで体調の浮き沈みがあって分かったことは、
この病気は良くなったからって、それ以降良くなるとは限らないのだ。
普通に健康な人なら、風邪をひいた、でも治った、だからもう大丈夫。と、なるのだけど。
すでにガンという病気を宿してしまうとそれが消えるまでは、元気になっても治ったから大丈夫ってわけにはいかない。
私は去年の夏頃、元気そのものであったが、病気は着々と進行していて秋に喀血した。
元気になってもいつまでも続かない。
元気ならその時を楽しまなければ、未来はできないかも、いつかはないかも、そんな今を生きる病気なんだと思う。
勘違いされやすいのが、元気になったから大丈夫と思われること。
安心してもらうのはいいけど、また今度ねと言われると、今度はあるのだろうかと、返事に困り、一抹の寂しさを感じてしまう。
へたな約束は出来ないから。
だって、ドラマみたいに「一緒に〇〇に行こうって約束したじゃないの！」なんて、泣き叫ばれるのは、自分では責任感があると思ってるのに、そんなこと言われるのはたまったもんじゃないなぁ(^_^;)
まぁ、こんなこと思ってしまったのは、明日のお出かけの約束を安易にしてしまったのを後悔してるから。
先週、先々週は、すごく元気で外食なんて平気だったから、まさか今週になって具合が悪くなると思わず、安易に約束してしまった。
でも、今は体調が悪い。
変化してしまったのだ。
前に、E病院の先生に笑顔で言われた。
「この病気になると、(がんになったら)体は変化していきますよー」
元気になりすぎてすっかり忘れてしまっていた。
明日は外出はするかもしれないが、体調のせいで早く帰ってくることになるだろう。
そのために、友人たちに気を使わせることになってしまいそうだが、それはそれで仕方ない。
とにかく、今後は未来の約束はご法度だと反省した。
私は今を生きる病気になっているのだから。
明日はどうなるかわからない。
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