今日も隣の隣の部屋の方が亡くなられたらしい。
巷ではバレンタインデー。
でも、そんなの関係ない。
「らしい」と言ったのは実際みていなかったから。病棟で工夫されていて患者に見せないように搬送できるようになっている。と、ここの病棟のご家族の方が教えてくれた。
彼女は共有スペースにいて、その現場を見ていたらしい。
見せないようになっていても、どこかに人の目はある。
私も、死んだらひっそりと搬送されるのだろうね。その時は、私としては知られても、知られなくてもどっちでもいいや。
でもなんか、いろいろ考えると涙が出てきて、鼻の奥が痛くなる。
急性期の病院と同じくらいに人の入れ替わりが、激しいけど、急性期の病院のようにほとんどが生きて出るということがない病棟、それが、今私がいるココなのだ。
症状が劇的に改善して、治ったんじゃないかって、勘違いして浮かれてる私だけど、覚悟は忘れないようにしなくてはと思った。
どうか最後まで冷静でいられますように。
会ったことも話したこともない、性別も知らない、となりのとなりのお部屋の方のご冥福をお祈りします。
母がご家族の方と仲良くしているお部屋も暗い。
ご実家にかえったのかな?
よくわからない。
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