肺の転移がんは、今にも宿主を殺そうとしている。

自分も死ぬなんてわかっちゃいないのだろう。

がん細胞もただ生きたいだけなのだろう。

生きたいがために細胞分裂を繰り返しているのだろう。

だからと言って私は共存したいとも思わないけど。

彼らは真綿で首を締めるようにじわじわと宿主を苦しめる。

宿主は夜中に呼吸困難になる。

誰かに首を絞められているような、、、、、息ができない。

でも、まだその時間は短い。

ネットで末期の症状を検索しまくった結果、
真綿が、縄になりどんどん苦しくなっていくという。

でもまだ私はなんの覚悟も出来ていない。

誰かが生きるのを邪魔したこともないし、生きるななんて思ったこともない。

なのになぜ私は生きることを邪魔されるのか?
生きることを諦めさせるようなことばかり起きるのか?

私だって生きたいのに。





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