旦那が、若年性認知症とはっきり診断されて4年。

入院して1年6ヵ月。

旦那は認知症末期を迎えています。

正直、若年性認知症は進行が早いと言われますが、異例の早さと言われています。


今年に入って体調を崩しがちになり、肺炎も起こし、食事も出来なくなり、寝返りひとつ出来なくなり、あとは体力次第と宣告され、酸素吸入と点滴が外せなくなりました。今の時点はまた少し落ち着いています。


高熱で苦しむ姿を見ながら、私たちが何をしたら、こんな苦しみを受けなくてはならなかったのかと何を恨めば良いのかわからないけど悔しくてたまらなくなります。

確かに、旦那は私にとってはモラハラ気味だし、色々あったけど、世間一般向けの旦那は、地元のため、仲間のため、熱く働き、面倒な役もいつも背負い、慕われていたはずなのに、こんな終わり方して良い人じゃないと、散々流して枯れてきたはずの涙が、ちょっとした隙に流れてくる生活をしています。


死なないで、私ほんとに1人になっちゃうよ。

なんでこんな事なっちゃったんだろう、どんなにワガママな旦那でも、元気で一緒に歳を重ねたかった。

義父母にも苦しんだけど、唯一の救いは、旦那は120%私の味方だった。私以上に義父母を憎んでいた。

なんにつけても、私を信用してくれていた。そこは実感していたし、

何だかんだで私がしんどくなって、くっつくと、黙って抱きしめてくれるとこが(唯一)優しいとこだった。もう、そんなこと一生ないのだ。夜中に病院から電話が鳴ったらと思うだけで狂いそうになる。


旦那の友達で亡くなった人も数人いるし、私も友達を亡くしたし、それぞれの病気で、闘病して苦しんだし、それぞれ優しい人だった。

病気に理由なんかないし、理屈で理解出来ても、やはり心は時折叫ぶのだ。


私たちに、当たり前の人生を何故くれなかったのですか。誰に問うたら良いのかも分からない悲しみを毎日持て余しています。

仕事が忙しくて良かった。

考える時間が少なくて良かった??