コロナのせいで、会議が出来ない。
コロナウィルス、すごい奴だよね、
目にも見えないような奴なのに、どこまで世の中動かしてるんだろう。
こんなに医学の発達した現代で、こんな太刀打ち出来ないとかほんとにすごい奴だよね。
『でも、アルツハイマーは間違いないし、パーキンソンも間違いないと思われます。会議が再開したら、会議には出して、他の医師の意見も出して貰いますが、治療の薬などは変わらないので、投薬を始めましょう。』
あー、もうこちらは、先生にすべて委ねるしかないです。
まだ、小さな子どもいるんです。
お金かかる学生もふたりいるんです。
病気してる場合じゃないんです。
なっちゃったけどさ
『パーキンソンですが、服薬するかはまだ微妙な初期の段階かなと思います。
希望されるなら処方しますが、もう暫く様子を見てからでも大丈夫かなと思いますが、どうされますか?』
医師の問いかけに、
『今から飲んだら直りますか?』
そう、返事をしたら
『いや、対処療法みたいなもので、これで治癒はしません』
そうか、これも治らないか。
『まずは、痴呆の薬から始めます。』
今思えば、びっくりするくらい冷静に答えた。
『旦那さんは、それでいいですか?』
医師の問いかけに、ニヤニヤしながら
『うーーん、ようわからんですねー』
そうですか、ですよね。
『私もパーキンソンの薬は、もう少し待っていいと思いますよ、では、お薬を決めていきたいと思います。』
そして、今の時点でも、まだ、教授会議は行われていません。
診断としては
若年性アルツハイマー型認知症
パーキンソン症候群
と、言われています。
薬で劇的に良くなるとは思わないで下さい。
そうはっきり言われたように
月単位で、悪化しています。
ただ、頭を抱え込んで動けなくなるような状態は見られないので、精神的には良い方向に向く薬なのかなと感じています。
アニマルセラピー?
そして、服薬が始まりました。