健康診断も行かない。

どんな風邪でも病院には行かない。

病院に行くのは、怪我した時だけという旦那。

その旦那が、病院に来ている。

ここは機嫌を損ねてはならない。
(いや乳幼児かよ!)

当日は雨だった。2月でかなり寒い。

まだ、コロナ騒ぎのまさに直前で、待合室には、お年寄りが多くいた。

待ち時間が長いとイライラしだすのではと、そこが心配だったが、30分程で呼ばれた。

また、再度ここで書かせて頂くが
この時点でも、全くアルツハイマーなんて、病気の候補に入ってなかった。
脳梗塞とかであれば、これまでの答えが全部出る。
そんな気持ちだった。

旦那がどう思っていたかはよくわかりませんが。

優しい雰囲気の医師の前に通され
ひととおり問診された。

『物忘れ激しくて、ぼんやりするんですよね。』

旦那の口からもこの言葉が出た。

では、MRI撮ってみましょう。
ちょっと待ち時間あるんで、認知機能の検査させて貰いますね。

認知機能の検査、いわゆる長谷川式スケール。

実は、看護学生の娘が、旦那にやろうとしたら、
今日は何月何日何曜日ですか?だけで
『うるさい!そんなんどうでもいいだろ!』
と、ぶちギレて出来なかった。


検査のため、旦那は別室に連れていかれた。

さすがに素直に応じているようだ。