料理研究家の土井勝さんの言葉です



この言葉は90歳で亡くなった


私の母の口癖であった



夫に早く死別したため


反物の行商をして


私達を育ててくれた



暗くなって帰宅し夕食を作る


その後ろ姿でその日の利益が


子供たちに伝わってくる



母は一生懸命にしたから


今日はごちそうだよとか



これでも一生懸命だったんだよ


すまないねなどと言った



これが私の頭にこびりついて


成人したらしく


何事も真面目に必死に


取り組むようになった



たとえ失敗しても


前進させようとまたがんばる



一生懸命に為したことには


悔いはないはずだから