かの有名なベートーヴェンは


このような言葉を残しています



人々のために曲を書くときのほうが


そうでないときよりも


ずっと美しい曲を書くことができる



カリスマ心理学者のアドラーは


精神を病んだクライアントに対して



これをすれば2週間でなおる!と


処方したことがあるそうです



それは


この処方通りにしたら


きっと2週間で全快します



これはどうしたら


他人を喜ばすことができるか


ということを毎日考えてみることです



自分を良くしたければ


自分を良くすることを目指すのではなく


他人を良くしなさいということです



行き詰まっている人は


自分のことしか考えられなくなっています



日本資本主義の父と言われた


渋沢栄一が気づいたのも


そこだったようです



まだ会社がない時代に


続々と会社を立ち上げ


企業の設立に関わった数は500以上



その渋沢栄一が養育院をつくりました



貧しい人や浮浪少年などの


世話をする施設です



そこに収容される人物たちを


長年観察していると彼は


一貫した特徴があることに


気づいたようです



お金に困っている人たちに共通する特徴は



常に自分の都合だけを考えている



普通、自分だけよければいいと


思っていたら


自分のことは真っ先によくなりそうです



しかしそれが逆だったのです



自分だけよければいいと思っていると


自分すらよくならない



自分一人すら養っていけなくなるのです



お釈迦様も同じように考えていました



仏教のなかには托鉢という行があります



笠をかぶったお坊さんが


手に鉢をもって家々をまわり


お布施をいただくという行です



お釈迦様は托鉢に向かう弟子たちに


こう言ったようです



お金持ちの家ではなく


貧しい人たちの家をまわって


托鉢をしてきなさいと



普通はお布施をいただくのですから


お金持ちのところに行きそうですが



お釈迦様はこう思っておられました



貧しい人がなぜ貧しいのか



それは自分のためにしか


お金を使わないからであり


その人たちに与える喜びを


味わってもらう機会を生み出すのが


托鉢の真の目的だったのです



もうひとつ、ためになる話を



神社のご神体が鏡なのは


この世界はすべて逆なのだということを


教えてくれている



鏡に映すと


右と左が逆になるように



神社ではお願いをしにくる人の


願いが叶うんじゃなく


神様のお願いを聞きに来てくれる人の


願いが叶うのです



逆なんですね



神社で売られているお守りもそうです



お守りに守ってもらおうと


頼る人が守られるのではなく


このお守りを守ろう、守ろう


大切にしようと思う人が守られる



逆なんです



神様の願いを聞きに来てくれる人は


自分の願いだけを言いに来る人ではなく


みんなの幸せを願いにくる人だそうです



この世は思いやりというのが


大切になります



相手を思いやる気持ちだけでも


足りません



自分を思いやる心も


他人を思いやる心もどちらも大切です



イエス・キリストは


あなたの隣人を愛せよ


その前に


自分を愛するように という言葉を


残しています




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