物があふれる心理
今時の若い世代の部屋は、必要なものだけおいて、色も白やグレーで統一し、すっきりしているのが特徴だそう。
逆に昭和世代になればなるほど、部屋やキッチンは物であふれ、物に囲まれた生活に安心感を抱くそう。
生きた時代の影響もあるのですが、昨今ではできるだけ物を減らし、シンプルな生活をする方が運気的にも良いという風潮があるように感じられます。
どんなに物に埋もれて毎日を過ごしていても、ふと孤独だということに気づきます。
物がありすぎるから想像力がなくなり、想像力がないから思いやりもなくなります。
物がなければ、「たとえばこんな物があったら、この部屋はどうなるだろう?」と想像することができます。
物が捨てられないこと、物をついつい買ってしまうこと、それは孤独や不安の表れ。
物が必要になった時、誰かがくれるだろうとか貸してもらえるという方向の安心感がないからともいえます。
世の中は物であふれてしまいました。
本当に必要なものだけに絞るという能力は、本当の自分はこんな人間だと宣言できる力だと思います。
それは、若い世代のほうが、優れていると認めざる負えません。