突然ですが、子どもが入院しました。

 

今日は子どもってすぐ急変するよなぁ~って話と今回入院するまでのてんやわんやな話、そこから得た教訓です。

 

子どもが入院したのは咳が出て4日目でした。その日の夜中に40℃の発熱もありましたが、休日だったため解熱剤を使用しながら様子を見ていました。

3日目に近所の小児科に行って、薬をもらいながら、入院歴があるので救急行った方がいいか聞いたのですが、「ゼーゼーしてるねぇ、元気そうだから薬で様子みよう」とのことでした(前回も受診した夜に入院になったのですが…)。

うちの子は喘息持ちなのでこまめに血中酸素濃度を測定しながら経過をみていたのですが、その日の夕方に酸素濃度が91%になったので夜間の救急外来に行きました(ネットによると基準値は96~99%)。以前同じ症状で#8000に電話した時は救急受診するよう言われ、そのまま入院になったので、今回は電話せずそのまま救急に向かいました。

 

A病院の救急入口に到着すると、警備員と事務っぽい人が立っていて、「小児科は夜間受付けていません。明日の営業時間内に来てください」とのこと。私も簡単には引き下がれず、かかりつけ医がここであること、過去2回入院歴あること、酸素濃度が低くなっていることを伝えたのですが、「受付していません、例外的に自宅で酸素療養している、気管切開している子など、重症度の高い子は受付していますが、それ以外はB病院に案内しています」とのこと。うちの子はそこまでの基礎疾患はないので、色々思うことはありましたがB病院に行くことにしました。

 

すると、B病院では「緊急の手術が入ったので小児科の受付は終了しました」とのこと。「A病院からこちらに行くよう案内されたのですが」と言っても同じ回答の繰り返しで、「子どもの酸素濃度が下がっているんです」といってもダメでした。少しイラっとしてしまって「ここ断られたらどこの病院行けばいいんですか?」と言ってしまいましたが、同じセリフの繰り返しでした。

 

こちらも警備員の方が対応したので病状を言っても伝わらないし、「この人達は言われたことをやっているだけなんだ…この人達を責めたところでなぁ」と思って諦めました。そうこうしているうちに、子どもは薬が効いたのか、呼吸が落ち着いてきたので結局その日の夜は自宅で経過観察することになりましたが、苦しそうに咳で起きる子どもが不憫でしたえーん

 

次の日は朝起きたら酸素濃度が96%まで上がっていて、今救急行ってもやることないよなぁ…と思って経過を見ていました。少しずつご飯も食べれるようになってきて、ちょっと安心、今回は入院なしでいけるのか?…と思った夕方、子どもが急にゼーゼーしだしました。

 

その日、昨日の事を職場の人に愚痴っていたらすぐ紹介状も書いてくれるということで教えてくれた「キッズドクター」というアプリで受診をどうしたらいいかチャット相談しました。するとすぐに救急外来を受診してくださいの返事がありました。このアプリは「電話でこの症状があることを伝えるとスムーズです」というアドバイスまで書いてくれていましたキラキラなんとありがたいえーん

 

そしてダメ元で昨日断られたA病院に電話しました。すると、また「受付けていません」の一点張りムキーアプリで相談して、救急外来を受診するよう言われています。と言ったら「ちょっと待ってください」と言って数分待ったのに「救急外来が電話出ないので、119に電話して相談してください」と言われましたガーンそんな簡単に救急車を呼んでいいものなのか?と思っているとキッズドクターから新たなメッセージが!「救急外来が見つからなければ救急車を呼んでもいいレベルなので電話してください。電話の際にはこの症状を伝えてください」と分かりやすく書かれていましたキラキラ

 

 

119に電話し、「救急外来に電話したらそちらに相談するよう言われたので電話しました」と言ったら、一瞬電話口の人が「え?」って困った感じの声が出たのが印象的でした。しかしこの方は切り替えが早く、すぐに対応してくださり、救急車がすぐ到着し、救急隊の方がテキパキと聞き取り、受け入れ先の手配をしてくれました。結局A病院に行く事になった時には、「受け入れできるじゃん」と思いましたムキー

 

結局子どもは入院管理してもらえることになったのですが、今までにないくらい重症になっていましたえーん「不甲斐ない親ですまん、あの時ちゃんと救急外来につないでくださいと言ったり、もっと粘ればここまでひどくならなかったのではないか?」と、とても反省しました。

 

なので入院中に医師、看護師に「どうやったら制限のある救急外来に入れるんですか?」と聞きました。

 

出来れば診察時間内に来てほしいと言われ、だいたいの喘息さんはそうだと思うのですが、喘息は夜に悪化するのですが…と伝えたら、うちの子(喘息持ち)が救急を受診する目安は

①38℃の発熱が5日続く

②酸素濃度が基準値内でも肩呼吸、鼻翼呼吸、陥没呼吸などの症状がある

だそうです。今後は可能な限り時間内に行こうと思います。

 

とても長々と書いてしまいましたが、今回の教訓は、

①キッズドクター又は#8000に相談

②受付制限があっても「病状説明するので救急外来の看護師さんに繋いでください」と粘る

②それでも警備員さんが頑なに断ったら救急車

 

救急車も不用意に電話しないように呼びかけられているこのご時世、救急車呼ぶのもハードル高いですが、キッズドクターや#8000の看護師さんに救急車レベルと言われたらハードルが低くなるのでまずは相談ですね。