小4みる子 早稲アカ生


夏休みの体験教室の記録 その1


【茶道】

〜1時間半の内容〜

・茶道の歴史説明
・つくばい、にじり口でのお作法
・お茶室の説明(掛け軸、お花、お香)
・お辞儀(真、行、草)
・主菓子&お茶のいただき方
・お点前見学
・お点前の割稽古

先生の説明がとても分かりやすかった!
先生の側でお手本を見せてくれたのは、なんと小6の女の子ニコニコ
お点前はもちろんのこと、歩き方、座り方、立ち上がり方、襖の開閉、お辞儀など、お作法が身についていて、とても美しい所作キラキラ

みる子は、
「中学になったら茶道部に入ろうかなキラキラ
と言うほど、お茶の世界を気に入ってくれたラブラブ

お茶室には、スマホ持ち込み&撮影OKだった
千利休もびっくりよね叫び

ガラスの水差しとお棗がとても涼し気で、
亭主の心配りを感じた


私の実家では、
父親と私が裏千家で、母親と姉が表千家

子どもの頃、父から、
「人生のどこかで必ず茶道を学びなさい」
と言われてきた。
社会人になり10年ほど茶道を学んだ。
そして母親になった今、
父と全く同じ気持ちでいる。
みる子にも、人生のどこかで茶道を学んでほしい

お茶室の凛とした空気感
問答での痺れるほど美しい日本語
お互いの思いやりがベースのお作法
奥ゆかしさと粋のオシャレ感覚
季節を魅せるお点前
一期一会の席
水屋仕事の大切さ

どれもこれもが日本人の心の琴線に触れる

裏千家のお稽古に通っていた頃は、
毎回先生おばあちゃんが教えてくれる問答に痺れていたキューン

お茶杓のご銘を聞かれた時は、季節にちなんだ単語を答えたりするのだけど、

おばあちゃん「そのままズバリの言葉は使わない」

と教わった


例えば8月の今、「花火」という単語を思い浮かべたとして、そのまま使うのは粋じゃない


「花火でございます」

    ↓

おばあちゃん遠花火でございます」


ガラッと変わりません?

情景や音だけでなく、少し切ないような淋しいような、そして夏の終わりまで連想できる



「暑さ」を思い浮かべた時は

おばあちゃん夕涼みでございます」

単語を聞いただけで、一瞬でもお客様に涼しい気持ちになってもらえたら、という心配り!



秋に「もみじ🍁」を使いたい時

おばあちゃん峰紅葉(みねもみじ)でございます」

山のてっぺんから紅葉していく情景が想像できる



12月なら

おばあちゃん無事でございます」

ハッとして自然と一年に感謝しちゃうよね



春の「桜」なら

おばあちゃん花筏(はないかだ)でございます」

水面に散って集まっている桜が目に浮かぶ桜桜


もう!先生かっけー酔っ払い!!


毎週違う言葉を教えてくれて、五感が刺激されていたのに、なぜちゃんとメモしてなかったのか

それだけが後悔悲しい



ものすごく余談だけど、

裏千家のお家元の長男さんは、詩人であり音楽活動をされている。

昔、千さんの従兄弟(こちらは超やんごとなきお方の子孫)とご一緒させてもらいライブを観に行った。

)と観に行ったことがある。

約束されたお茶の世界のトップにならず、音楽の世界に飛び込んで独創的な活動をしている姿は、新宿の雑踏の中の小さなライブハウスで、彼の周りだけものすごく高貴な空気が流れているようで、とてつもなくクリエイティブで雅に見えて、なにより教科書で見た千利休とそっくりなお姿で、歴史は生きているんだと圧倒された思い出キラキラ



、、、はっ!

長々と自分語りしてた驚き

おばちゃんになると昔話が長くなるみたい(笑)

失礼しましたあせる


 



 これが一番好きラブラブ