透明な風、猫の背中。




若きトム・クルーズ主演のファンタジー映画。
トップガンの前の年で、かなり初々しいですね。



なんだかとっても綺麗で可愛いトムです。八重歯があったのかしらね?今までそんなの見た事はなかったんだけど、治したのかしら???
それも含めて初々しく格好いいです。


ストーリーはと言うと、あんまりぱっとしない印象ですね。特に変わった感じもしないかわりに、特別入り込むほどおもしろくもないって感じです。悪くはないんですけどね。
どうしてだろうと色々考えた結果、やはりトムの映画になってしまっているって事かな。
脇役は人間じゃないものが囲んでいるんですが、あんまり魅力的なキャラになっていないような気がします。ちょっと惜しいですね。世界観もわかりにくいかなぁ。



ヒロインが魔王に捕らわれ、白姫から黒姫に変わるところが、ミュージカルみたいにダンスをしながら結果的に変化するという演出なんですが、そこは気に入り ました。魔法でぽん!よりはずっとずっと素敵な演出。良いんだけどそれ以外は毛色が違うのにという、ちぐはぐ感もでていて、それで全て許せるってほどでも ないんですけど。