透明な風、猫の背中。




海外の神話の映画を何本か見たので、日本の神話にも興味が出てきて、映画がないかとうか調べて借りたものでした。
…超びっくりどっきり映画でした!



役者さんは割とちゃんとした人達でしたね。高島お兄ちゃんがヤマトタケルです。
…が、目からビームが!


話の筋自体は、神話のヤマトタケルに基づいていると思われますが、凄い演出!
沢口靖子はミニスカートだし、ヤマタノオロチはキングギドラだし、メカ鳳凰で戦うし、最後には巨大ロボが登場しました。ありがたーく慈悲深そーーーうなロボットでしたね。



ヤマタノオロチの正体は追放されて宇宙を彷徨っていたツクヨミなんですが、これが阿部寛なんです。目を開けるまで誰だかわからないし、切れ長の目(メイク でした)がちょっと綺麗っぽい?って思っていたけど、でっかい目を開けたらなんだか神話に似合わない感じ。(顔濃いっ)でも良い物見ちゃったって感じでした。



東宝の怪獣特撮映画が好きな人には良いかも知れません。
私は普通にちゃんと作って欲しかったな。日本誕生という映画があるため、奇をてらったようですが、普通にそのまま作る映画が何本あったって良いと思うんです。
日本でも神話を愛し、そのままを伝える映画がたくさん作られると良いですね。
外人に頼むと変な日本観で作られそうです…。やっぱり本当の日本を知っている、日本人が誇りを持って作ってくれたらいいなと思います。