透明な風、猫の背中。

2006.9.9記事最掲載



おもしろかったです!
唯一アメコミっぽいのは、マグニートーじいさんのヘルメットと、ウルヴァリンのもみあげかな。



ウルヴァリンが主人公っていうより、物語がさらに広がっていて凄くおもしろかったですね。
それぞれの能力のVFXも凄いし!


丁度昨日、ゲドを見たんですが、この映画のアイスマンがゲド(主人公)でした。
特徴ある鼻でわかっちゃった。アイスマンって優しそうで良い役ですね。
ストームの髪はショートの方が似合います!


今回は、ミュータントを治す薬「キュア」が開発され、人間にもミュータントにも衝撃が走ります。
せっかく共存の道を行こうとしてたんではないの?
治す薬という事は、ミュータントは異常で健康体ではないという事。特徴・特性と考えれば治療なんて事は考えませんよね。でも、ミュータントの能力は人が恐れずにはいられない凄すぎるものも多いんです。その薬に心を動かされる人がいてもしょうがない事。


天使の羽を持った青年と、その薬を開発した父親の話も胸にくるものがありました。
異常ではなく特徴と認めて欲しい。青年の本当の気持ちと、父親の気持ちをくんだ行動には泣けてきますね。


色んな所に書いてあると思うし、TVでも言っていたようですが、ぜひエンドロールが終わるまで席を立たないようにね。
ラストシーンは???って感じだったけど、他の人の解釈(きっと原作に詳しい人でしょう)を読んで「おおー」と思いました。2回は行けないので、DVDを楽しみに待って見直したいと思います。