透明な風、猫の背中。



凄く良かったです!ジーザスのファンになっちゃいました。



パッションはすでに見ていたんですが、こちらの方が見やすくわかりやすかったです。
それにジーザス役の俳優さんが魅力的!というか、この映画でのジーザスの人間像が魅力的なんですね。常々、あれだけ人を引きつけて話さない人ならば、生前の性格設定としてとっても魅力的な人物だったのね。って思ってました。立派なだけじゃなくて、人が自然に周りに集まってきちゃうような、優しい父のようでもあり、可愛く子供のようでもあり。駆け回ったり、子供とふれ合ったり、聖人としても人間としても魅力があるように描かれていてとても好きになりました。


パッションは辛いですが現実的、こちらはもうちょっとファンタジックであり、受け入れやすいですね。悪魔(精霊?)が出てきてささやいたり、ひどい未来を見せたりが目新しかったです。悪魔の格好がスーツで現代的なのもおもしろかったです。


特に宗教をしている訳ではないんですが、神は人間に自由を与えたという所にぐっと来ました。神を信じるも悪魔を信じるも人間の自由。願いが叶えられないからと言って神はいないと言うのは間違い。神は願い叶え人ではないんだから。ただ、神を選び誠実に生きれば神と一緒に幸せになれる。という事なんでしょう。うまく説明できないけれど、おもしろいなと思いました。


あ、そうそう。マグダラのマリアがちゃんと出てましたよ。
ジーザスが生き返った時は私も本当に嬉しかったです。すっかりファンになっちゃっいました。