こんにちはーカエル


佐藤菜々子ですおうし座





昨日の記事に関連したブログですピンク薔薇


今日は洋服のお手入れ編おとめ座

〜製品洗いって何?〜



お店でお客様によく聞かれる質問…


「この洋服は洗濯できますか?」


…確かに毎回クリーニングだとお金かかりますしねブタネコ



洗濯の前に知ってほしいことが!


「製品洗い」


って知っていますか?

アパレルメーカーでは、仕上がりの風合いを出すために、縫い上がった商品を一度洗いにかける『製品洗い』を施しているものがあります。


特に、コットンなど水洗いが出来る天然繊維を使った商品に施されていることが多いですが、
この『製品洗い』をすることによって、
生地により良い風合いが生まれ、
肌馴染みが良くなり、
また一度水洗いをしているので、
ご家庭での洗濯後にも縮みが生じにくいというメリットがあります。





ただ、『製品洗い』をするのにはその分コストと時間もかかるため、その工程は施さず縫い上がりのまま店頭に並んでいる商品もあります。



よく「お店で試着した時は良かったのに、家で洗ったら縮んじゃった!」などという経験はありませんか?それは、『製品洗い』を施していない商品のためです。


もちろん、商品のデザインや生地の風合いを生かすためにあえて製品洗いをせずに売り出す商品もあります。


そのためアパレルメーカーでは、デザインによって製品洗いをする商品は(またはそうでないものも)洗った後の縮みを考慮したパターン(型紙)を作っています。

使用する生地それぞれに「縮率(しゅくりつ)」のデータをとり、それを元にパタンナーさん(型紙を作る人)が仕上げたい寸法にパターンを作っていきます。


サイズ展開などがある商品は、もちろんサイズ毎にバランスが変わってくるので、それも考慮しながらパターンを仕上げていきます。


パタンナーさんの腕の見せ所です。




パタンナーさんってすごいなーしっぽフリフリ




同じ様な生地やデザインでも、ひと手間加えることでその商品の仕上がりが全く変わってきます。

一枚の洋服を仕上げるまでには様々な工程があり、その工程ごとにプロの手が加わっています。

機械だけではできない、職人の腕がその商品の面(ツラ)に見えてくるんです。
愛情をかけてもらった商品ほど、それが表に出ている訳ですね。笑



洋服を買う時にはそんな視点でも選んでいただけたら、嬉しいなと思います。






値段がそこそこするお洋服はほとんど製品洗いしている事が多いです(^^)


前に通販でプチプラのニットを購入した際、開けた瞬間石油の臭いがした事があったなーブタネコ


全く気にならない方もいるのでこればかりは何とも言えません。


画像でにおいは伝わらないので…笑



お客様の質問に戻ると


「洗濯できますか?」

商品にもよりますが、

私「製品洗いをしているので大丈夫ですよ!手洗いで優しく洗うとよりいいですよ!」

とお伝えしていますーおとめ座





製品洗いはしていますが厚手のニットやジャケットなどさすがに毎回洗わないですよね…



そんな時には宇宙人


お風呂に入った後に湿った?潤った🛁お風呂場に干しておくだけで臭いはほとんどとれます

昨日着たニットも干したよペンギン


自然のスチーム雪の結晶



注)ファブリーズなどは繊維が硬くなるので毎回大量に使うとテカテカになりますブタネコ




ファブリーズよりお風呂場のスチームの方が繊維に優しいですよ(^^)




お風呂場でにおいがとれたら数時間天日干しにすると繊維がふっくらします(^^)




簡単お手入れでしたーおとめ座