息子のシミを確認して、すぐさま先生は何かの文献をコピーしました、
ん?なんだろう?
そして先生は静かに言いました
「お母さん、これはレックリングハウゼン症だね
詳しくは遺伝子検査をしないとわからないけど、
ほぼ間違い無いです
大きな病院を紹介するね
紹介状持ってそっちの先生に相談してね
症状はこの用紙をよく読んでね
それから、気を落とさないでね」
ん?聞いたこと無い病名だけど、どーいう事?
ポカンとしたまま、お会計待ちの間に先生のくれた用紙を読むと・・・
そこには
・カフェ・オ・レ班数千個
・神経線維腫全身に多発する、末梢神経内の神経線維腫、び漫性の神経線維腫、悪性末梢神経鞘腫瘍
・皮膚病変-雀卵斑様色素斑、大型の褐色斑、貧血母斑、若年性黄色肉芽腫、有毛性褐青色斑など。
・骨病変-頭蓋骨・顔面骨の骨欠損、四肢骨の変形・病的骨折、脊柱・胸郭の変形など。
・眼病変-虹彩小結節、視神経膠腫
・脳脊髄腫瘍-視神経膠腫、毛様細胞性星細胞腫、脊髄腫瘍消化管間質腫瘍、褐色細胞腫、悪性末梢神経鞘腫瘍、
・学習障害・注意欠陥多動症などがみられる。
ありとある病気のオンパレード!!しかも半分以上?
いや、ほとんど知らない病名ばっかり!!
もう私はパニック寸前でした
今でこそ、先生のくれた物は文献のコピーなので、
全ての症状が起こるってわけじゃ無いのがわかるけど、
当時の私はそんなの知る由もなく・・・
なんとかお会計を済ませて、病院の玄関を出た瞬間に大号泣しました
目から鼻から、ありとあらゆる水分が出て
それにとどまらずさっき食べたご飯まで・・
なんだかよくわからないけど、
自分の感情をコントロール出来なくなってしまいました
あの日の私に言いたい事
【ハンカチはいつも大きめのタオルがいいよ】