保護の方も、三人のお子さんがいて
上二人は成人、下の子は高校二年生。
明日は五時起きでお弁当作るそうです。
「あ、一緒です(笑)私もお弁当」
「子供には、4時コースかもって
伝えてきました😅」と。
「どんな柄でした?」
「うーん、白とサバのぶちでした。」
「これくらいでした?」
「いや、もう少し小さかったです。
けど、指噛んできたんで、歯は生えてます。
で、毛はまだ長くてふわふわしてました。」
「600gくらいかなぁ~。
完全に、雨の日の迷子ですね。
雨の日は迷子が多発するんです。
お母さんもね、どこではぐれたか
解らないから我が子を探せないんですよ。
猫が沢山子供産むのは、そのうちの
2~3匹は諦めてるんです。
だからそんなに必死には探しません。」
「そうなんですね・・・」
「この交通量が、かえって動き回らずに
ここに留まって居られたんですね。
自分で横穴見つけて、賢い子!
もしかしたら、お母さんがこの溝を
行き来してたのかもしれませんね。
あと、あなたがご飯をあげてくれたから
この子は生きて居られたんですよ!」
「これ以上降ってきたら、捕獲機も
振動に反応して使えなくなります。
雨で入り口が閉まっちゃうんです。」
「そうなんですか?あぁ・・・」
「こればっかりは仕方無いんです。」
これが、この子の運命。
ということですか?
ねぇ、神様?←信じたこと無いけど
捕獲機を引き上げることに・・・
すると、
「入ってる!」
「え?」
「いる!!」
「ホント?」
小声の大声上げる二人!!!
塀の向こうの捕獲機覗くと
小さい影が、ちゅーる舐めてる!
え?え?まじで???
凄い!奇跡!これだけの経験者が
無理だと判断したのに!!!
「私、老眼やから蓋閉まってるか見て!」
「蓋ってどれですか!?閉まるって
どういう状態ですか!?」
私がライトで照して確認して貰うと
「閉まってる!よし!!!」
行動が早い!
すぐさま捕獲機回収、ゴミ撤去!
「荷物全部持ってきて!残すと
叱られちゃうから!」
両手にご飯と傘と段ボールと全部持って
さっさと撤収!!
捕獲機にタオルをかけて、
縦にブンブンふって歩く保護の方
あわわ、そんな乱暴な💦
「おばちゃん乱暴やで!ごめんな!」
猫ちゃんに言うその方(笑)
「思ったより小さい!まだミルクかな?
でも、カリカリ食べて生き延びたね。
下痢するかも知れないけど、これがあったからこの子は生きられたんだからね!」
「もー、どうせ入るなら
もっと早く入りなさいよー!」
手慣れた様子は、さすが。
手際が良い!
「住所どこ?連れてく!とにかく
ゆっくり慌てず家に帰っといて!」
「飼ってくれるの?」
「いや、うちの猫、猫かぜなんで・・・」
「そんなの全然平気!猫風邪ウィルスなんてみんな持ってる(笑)無いこの方がいないわ。」
そ、そうなの?
家につくと、社長は出勤済み。
車は家に停めて貰い、
捕獲機からキャリーに移すのを
やっていただきました。
こんな小さい子、
扱ったことがないから、
飛び出したりしたら捕まえられない!
「ただのサビだね。男の子!」
と、首をつかんで確認されました(笑)
とにかくほっとして
睡魔がやばいです。
また、詳しくは明日。
書きたいけど、
寝落ちします