8/21 7泊9日旅の6日目。
プラハを後にしドイツの古都ドレスデンまで
国際列車ECで移動しました。
ヨーロッパの鉄道は遅れてあたり前と聞くので
ほぼ時間通りの到着はラッキーです。

ドレスデンでの滞在は1泊、翌日の電車までは
25時間。
どれだけドレスデンの街を見られるだろう
かと前のめりになります。

エルベ川の谷間にあり、ドイツザクセン州の
州都であるドレスデン。
中央駅に降り立ち早速感じるドレスデンの
空気感。お隣のチェコとは異なるその雰囲気。
何だろう、すごく良い感じがする。

チケットは停留所の自販機で4回乗車券を
買いました。ドイツでは16歳の娘も大人。
ビールやワインも飲んで良いらしいです。
(ウォッカ等度数が高いアルコールは除外)
乗車時打刻を忘れると高い罰金を取られるそう
なので、チェコから引き続き気を引き締めて
動きます。
4回の打刻はどうしたかというと、表面左右を
使い終えたら、裏側右左を機会に挿入して打刻
しました。大昔のタイムカードがなつかしい。

ホテルは旧市街観光名所ど真ん中に位置し、
効率的な観光ができるHyperionホテル。
中央駅からもトラムと徒歩で10分くらい。
朝食に関しては今回の旅でこちらが一番良かっ
たのが想定外の喜び、冷蔵庫のドリンクは室料
に含まれるとのことでら遠慮なくビールや
ジュースをいただきました。

君主の行列

ドレスデンから近いマイセンで焼かれた陶磁器
2万3千枚が使用され歴代のザクセンの王が描か
れています。
第二次世界大戦で壊滅的な状態だった市内
中心部にありながら全く被害を受けていない
そうです。


フラウエン聖母教会
第二次世界大戦の爆撃で完全に大破したものの
2005年に再建が完了しました。
可能な限りその瓦礫を使用した復元作業は
世界最大のジグソーパズルと言われたそうです。

ドイツといえば、信号機の人形マークが可愛い
アンペルマン。

途中ショッピングセンターのマックで休憩。
バーガー2つとポテトとドリンクのセットで
1000円。足りなくてこの後KFCもはしごして
しまいました。

平たい桃(蟠桃)
私はいろいろなかたのフィンランド情報を
きっかけに知ったのですがチェコとドレスデン
のスーパーでも手に入りました。
ドーナツピーチと呼ばれていてヨーロッパなら
どこでもあるようです。
日本の桃より糖度が高く、味に失敗がない。
蟠桃は西遊記で孫悟空が食べた幻の桃とされて
いるそうで、多分そのことなんじゃないかな。
日本では高額で出回るそうです。

他にも、お腹が空いてしまった時の夜食は
こんなものを食べていました。
お湯を入れて15分で日本の味。

19時頃、エルベ川沿いを歩きました。
ヴァルタバ川がエルベ川に合流するように
私たちも辿り着いたエルベ川



いつか、ドレスデンに住みたいと言って
目を赤くしている娘。感極まった様子。
それならルフトハンザで働いたら、良いじゃ
ないと言ってみました。
そしたらあなたも母もスタッフトラベルに
乗り続けられるでしょー。なんてね。
ドレスデンをまだ去りたくない、そんな
気持ちの夜でした。

ドレスデン美術館の頂から街を見守るかの
ように立つラッパを吹く妖精が、夕暮れの
空に映えて印象的でした。


まだ帰らないと言う娘を連れて21時にやっと
ホテルへ戻りました。

明日早朝から7日間の内、帰宅するのは僅か
1日。9月初っ端からどうしてこんな勤務
スケジュールなのでしょう。。家庭が。。
文句を言ったところで、何も変わらない。
いよいよ現実に向き合ってきます。

ななこっこ☆