こんにちは!
11月11日の本日は
オランダでは
St.Maarten(マーティン祭)です
なのですが
チビちゃんズの小学校では
一足先に先週金曜日
(11月7日)
お祝いがありました
週末の前の晩なので
17時半スタート の
イベントでも、参加できた
夜のイベントって
子ども時代には特に貴重で
ぜったい楽しいやつじゃないですか
だから参加できて本当に良かった
さて、そのSt.Maartenのようすを
シェアしたいと思います
•
正直ね、この学校に
子ども達が通う前までは
St.Maartenってお祭りは
聞いたことはあったけど
恥ずかしながら
ハロウィーンのオランダ版くらい
に思っていたんです
前の学校では
全くやらなかったので
触れる機会もなかったし
興味をありませんでした
だから、先週の金曜日も
カボチャのランタンを持って
ピンポンして
お菓子を貰うイベントかな?
なんて思っていました
でも、実際は全然違った
想像と全然違って
奥が深かった
というわけで、、
備忘録
マーティン祭って??
St. Maartenがどんな意味を持つ
お祝いか、ということは
学校からいいただいた
newsletterに書いてあった
※このnewsletter
9月の新学期から
すでに3回 も発行されていて
これまでの学校では
一年を通してほとんどなかったのに!
それ以外にも
St.Maartenだけのお手紙とか
先生のレポートだったり
とにかくシュタイナー小学校は
配布される資料が多いのに
ビックリします
その度にお世話になってる
〇ーグル翻訳。笑
この時代に生きててよかった..
St.Maartenに向けての子ども達の活動は
既に秋休み前から始まっていたけど
秋休み後の2週間が
どうやら本気出してくるらしい、笑
ということは、秋休み中に貰った
Newsletterで既に感じていました
それによると
|
これから2週間、
太陽、月、星、闇夜の光、
聖マルティンと乞食について
歌ったり遊んだりしながら進めていきます。
赤いマントを使った
聖マルティンのゲームもします。
このマントは、マジックテープ付きの剣で
半分に切ることができます。
教室は「司教のワイン」の香りに包まれます。
11月7日(金)には、初めての光の祭典
聖マルティンを祝います。
幼稚園児はそれぞれ、
飾り付けたカブ、ニンジン、
またはカボチャとティーライトを
学校に持参します。
午後5時30分に、聖マルティンの劇がある
大聖堂 へと行列で出発します。
その後、
リンゴとナッツの人形の男女の前を
聖マルティンの後を追います
|
本当に、この説明の通りで
当日も一切、お菓子を貰うとか
仮装するとか、書いてないですね。笑
全然子どもを喜ばせるための
イベント的なものではないですね
がち本気のやつです。
・
マーティン祭のはじまり
この日は学校が半日で終わり、
夕方17時半に再び教室に集合しました
(ビックリしました!
パパとママだけじゃなくて、
おじいちゃんおばあちゃんも揃って、
一家総出で参加しているご家庭が珍しくなかったのです。
なので、すっごい人数でした!)。
教室に入ると、電気は消えていて
(シュタイナー小学校の教室には
元々蛍光灯が一つもなくて
ぜんぶ間接照明だけなんですけど
それさえも一個もついてなく)
代わりに、これまで
子ども達がマーティン祭に向けて
作ってきたキャンドルに
(一人当たり3,4つくらい作っています)
火が灯されていました。
暗い教室で
光を放つたくさんのキャンドルの中、
朝の会の時のように
子ども達は輪になって座り、
子ども達の周りに大人たちが立っていました。
いつもと違った教室の雰囲気の中、
みんなでマーティン祭の歌をうたいました
全部で10曲くらいでしょうか、
毎朝、子ども達が朝の会で
(親も一緒に)歌っていた歌です。
とても神秘的でした。
それから
ドム塔のところにある
大聖堂に向けて出発しました。
手には勿論、
自分達で作ったカボチャ(やカブ)のランタンをもって、
クラスごとに行進です。
担任の先生は、
それぞれ違う色のランタンを手に掲げていて、
目印になるように持っていました
(私たちのクラスはオレンジのランタン、隣のクラスは紫)。
道中も繰り返し
マーティン祭の歌を何回も歌いました。
街中にある学校なので、
その日は交通規制がなされていたのに
びっくりしました!
たった一校が行う祝祭のために、
そこまでするんだって思いました。
大聖堂に着くと
さらにビックリしたことに、
黒いマントを羽織り、
片手にランタンを持った
使いの人たちが十人くらい(?)
大聖堂をバックに等間隔で立っていました。
その前には
司祭と思われる人が
衣装を着て待っていました
聖マーティンの劇
夜の屋外で寒いんですが
聖堂の前には赤々と火がたかれ
↑
まさか、本物の火をたいてるとは
思ってもみなかった
それを取り囲むように
ランタンを持って
みんなお揃いの
漆黒の闇のような真っ黒のマント
を羽織った使いたち
↑
これも、わざわざ
ランタンを置いてるだけじゃなくて
ちゃんと使いの人が持ってるんです
勿論LEDライトとかじゃなく
本物の火です
繰り広げられる劇では
まさかの
本物の馬 登場!!!
↑
St.Maartenが出るシーンになると
冗談ではなく、ほんとうに
馬に乗って やってきた
小学校のイベント一つに
ここまでするんだ
というのにビックリした
子ども達も本気で
このイベントに向けて
日々準備をしていましたが
大人も本気、本気!!!
その本気たるや!!!
地元の大聖堂にも
協力してもらって
馬まで調達して!
(そういえば9月頃、学校のアプリで
「誰か、馬を貸して下さい」
っていうお願いが、保護者の皆さんに
学校側から投稿されていたのを
この劇をみながらふっと思い出しました
その時は
「は?馬??わたし読み間違えたか?」
と思ったんですけど、
「数年前までは近くの乗馬学校から
馬を借りていたけど
乗馬学校が閉鎖されて以来、毎年、
馬を調達するのが難しくて
悩みの種になっている」
という説明を読んで
え?なんのために??と思いました
このためだったんですね~!繋がりました)
・
聖マルティンの夜
この日
大聖堂前で見た景色は
親のわたしにとっても
とても印象に残る景色でした
人工的なネオンが一つもないこの街で
1382年に建てられた
”歴史のある”なんて言葉では
表現しきれないくらい
歴史あるこの場所に立っていると
まるで自分が中世に生きているような
タイムスリップした錯覚に陥る
↑上演された劇は
もちろんSt.Maarten
劇が終わったら、
リンゴとナッツの人形の男女
(これはどういうことなのか、
私も分かりませんでした)と、
聖マルティンの後を追い、
学校の周辺を、また歌いながら歩きました。
最後に学校に戻り、
子ども達は小さな贈り物
(りんごとレーズンに、
コインのチョコが一個入った赤い包み)
を貰って解散になりました。
・
・
聖マルティンの意味
ここらで、ちょっと
St.Maartenの日の意味を
書いておこうと思う
これも息子さんの学校の
お手紙に載っていたことなんだけど、
こういった情報が
私にとってはとっても勉強になって
お手紙で理論的なことを学び
子ども達を通して実際には
何をどうするか、という実践を習っている
ような感じになっています。笑
シュタイナー小学校は
カトリック小学校やイスラム小学校のように
宗教をベースにした学校じゃないけど
ミカエル祭や聖マルティン、
これから迎えるニコラス祭といった
祝祭を大事にしているように感じます
それは宗教的に、というよりも
特定の宗教を超えた
自然に対する畏敬の念、
人間の本質的なことを大事にしているから
その結果の表われのように思います
|
聖マルティンの日は、
犠牲 、善良さ 、謙虚さ を祝う日です。
心の強さ が問われます。
すべてを捧げるのではなく、
自分自身から何かを捧げます。
それは、与え、
受け取ることができることなのです。
聖マルティンの日は、クリスマスの40日前に、
クリスマスの準備として行われる
最初の「光の祭典」 でもあります。
クリスマスの40日後には、
最後の光の祭典である聖燭節が祝われます。
ランタン行列の間、
子どもたちは暗い夜空を
ろうそくの灯りを携えて歩きます。
秋の真ん中に行われるこの祭りに備えて、
未就学児とその両親は、
自分たちでカブを作り、それを行列で運びます。
私たちは、くり抜かれたカブの中に
外から光を取り入れます。
カブは土をたくわえた植物です。
カブの中の光は、
カブの中に閉じ込められた
夏の太陽の温かさと、
暗い月の間に残る光を思い出させます。
カブは、間もなく再び目覚める
生命を宿しています。
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St.Maartenのお話についても触れると
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ローマ軍の兵士であったマルティンは
雪が降り、凍てつく寒さのある晩、
破れた服を着て凍えている貧しい乞食に
自分の赤いマントを剣で二つに切り、
半分を分け与えたというお話です
(その物乞いはキリストだった
という言い伝えもあります)。
その後、彼は軍隊を出て
キリスト教の洗礼を受け、
司教となり布教活動を行ったり、
貧しい人々を助けたりしました。
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さて、ここで
ナゼSt.Maartenは、乞食に
マントを2つに切って 渡したのか?
現代の感覚だと(私の感覚?笑)だと
切らずにそのまま渡した方が
使えるのでは?って思っちゃうのですが
このお話の言わんとしているところは
そんなことじゃないんですよね。笑
先に述べた
犠牲、善良さ、謙虚さ
心の強さというポイントもそうですが
そういう、
考える要素が残っている
ところが、祝祭がいくつになっても、
大人でも、楽しめる要素だな
と思います。
そう、これはマントを2つに切ること
全部与えない 、というところに
意味があるんですよね。
メルヘンもそうなんですけど
よくよく読んでみると深い。
聖マーティンの歌
それから、子ども達と一緒に
この2週間何度も歌った
聖マーティンの歌を記録しておこう
これらの歌は、どれ一つとして
わが家には馴染みがなかったので
9月頃には、私も子ども達も
全く歌えなかった歌だけど
毎朝学校で歌い
家に帰って来てからも歌い
(子どもは学校でも歌い)と
何度も繰り返し歌い続けていたら
すっかり馴染みの曲になったお歌たち
きっとこれから先
ずーっと(子ども達もきっと)
忘れないし、歌えると思う
(あ、私は部分部分でしか歌えません。笑)
1. Als ’t zonlicht gaat verdwijnen
2. Elf november, is de dag, dat mijn lichtje schijnen mag
3. Het schemert al
4. Ik loop hier met mijn lantaren
5. Lantaren, lantaren, zon en de maan en de sterren
6. Martijn, Martijn, ‘turref’ in de ‘murref’ in de maneschijn
7. Sint Maarten reed door sneeuw en wind
8. Sint Martinus bisschop 9. Sinte Maarten HAD een koe + 3 coupletten over geit, poes en muis 10. Sinte Maartensavond (het water stroomt door het IJ/ei) 11. Stergeflonker, buiten in het donker 12. Mikmak, mijn moeder is een zitzak 13. Farol, farol, luna estrella y sol
・
聖マーティン祭の準備
子ども達は、
聖マーティン祭の当日以外にも
たくさんの祝祭に関する
アクティビティを行っていました
たとえば、ちょうど
その1週間前の金曜日
(つまり10月31日)は
聖マーティン巡礼の街歩きをしました
私も引率していてその際
初めて知ったのですが、
聖マルティンは
ユトレヒトの守護聖人
なのだそうです。
それでユトレヒトには
それに因んだ建物や像が
たくさんあるんです。
それをこの日は、先生が丁寧に
子ども達に一つ一つ教えてくれました
それにしても、
たった4才~6才の子どもにも
こうして実際の建物
(それも歴史的建造物)を目の前に、
それに纏わる歴史や
物語を話して聞かせるのだなぁ、
と感慨深かったです。
はじめの一歩がこのレベルなら、
それは学年があがると
地元について詳しくなるなぁ、と。
ドム庭園に描かれた
聖マルティンの生涯
(何度も通っていた場所なのに、
それが聖マルティンの生涯を表していた
なんて知らなかった)、
ドム教会の聖マルティン像、
扉に置かれた乞食の像などの話に
子どもたちは大喜びな街歩きでした!
ドム教会にも入ったのですが、
先生が予め、子ども達に
「教会とはどういうところか、
そこでひとは何をするのか、
どういうマナーがあるのか」
といったことを教えていたらしく
誰一人としてギャーギャー騒いだり、
おしゃべりする子がいなくて、
みんな、教会の雰囲気に染まっていたのが
印象的でした。
小さな子どもでも
ちゃんと分かっているんだろうなぁ、
と見ていて感じました。
最後にろうそくに火を灯し、
困っている人のために
願い事をして終わりました^^
先に、聖マルティンは
最初の光の祭典と書きましたが、
当日は子どもたちは
ろうそくの灯りを暗い夜空へと運んだのに対し
この日の
聖マルティン巡礼の街歩きで行った
ドム教会で子ども達が
一人ずつ灯したキャンドルもまた、
誰かのために光を運ぶという
【 祈り・願い 】だったのですね。
振り返ると、
10月の頭からこの日まで、
子ども達は毎日、毎日、
聖マーティンの劇を練習し
(それと同じ内容の劇を、
この晩、大人たちが演じるのを、
初めて子ども達は大聖堂で鑑賞したんですね)
毎日、先生に聖マーティンの話の
語り聞かせをしてもらい、
たくさんのキャンドルを
自らの手でつくり
(最初の光の祭典でもあるし)
毎朝うたを歌い、
聖マーティンのクッキーを焼き
(一人一枚、家族の人数分だけ焼き、
クッキーを入れる包みも自分でつくり
家族と分かち合う)、
↑子ども達が作ったSt.Maartenのクッキー
家族の人数分だけ、クッキーが入っています。
勿論クッキーも手づくりで、子ども達が作ってくれました!
ユトレヒトの守護聖人である
聖マーティンのゆかりの地を巡礼し、
大聖堂では教会に子ども達も
献金して祈りを捧げ・・
そしてランタンを自分でつくると
ほんとうに随分と沢山のことを
行っているのを見てきました。
まさに、この祝祭が
言わんとすることの一つである
自分自身から何かを
【 捧げる、与える、
そして受け取ることができること 】を
たくさん経験 を通して
学んだ期間だったな、と思いました
聖マルティン祭は、
【 犠牲、善良さ、謙虚さ 】
を祝う日とされていて
ひとりひとりの 【 心の強さ 】 や
【 捧げる、与える、 そして
受け取ることができること 】
を教えているのですが
わたしの方では
こういった難しいテーマを
シュタイナー小学校では
まだ小さい子ども達に
一体どうやって教えているんだろう?と
とても興味があったのですが
それが少しみえてきた祝祭となりました^^
まだまだ無知なことが多い私ですが、
一つ一つ
子ども達と一緒に
知っていきたいと思いました
・
・
長くなってしまったのですが
ラストはお知らせです。
\ 12月のホームスクールのお知らせ/
12月クラスも継続して
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カリキュラムの、日本語版テストグループに
参加下さる方を募集します
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《 期間 》⠀
12/1(月)から4週間⠀
《 対象年齢 》
3才から6才くらいがメインですが
2才のお子さんでも大丈夫です^^
《 概要 》
子どもの感覚を育む𖥍𖦥
シュタイナー幼児教育をベースにした
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カリキュラムを使用します
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・LINEグループにご招待
LINEグループでは
気づきや感じたことを共有したり⠀
メンバーさん同士やり取りしたり
質問をしたり出来ます𓇢
また、わが家の子ども達が通う
ユトレヒトのシュタイナー小学校の
幼稚部の実際のようすをシェアしています。
写真をアップしたり、祝祭がある場合は
それに向けた準備の様子や祝祭を通して
子ども達に何を伝えようと
しているのか、といった
舞台裏のようすなどをシェアしています。
《 その他 》⠀
・Wondergarten さんのカリキュラムを
お持ちでなくてもご参加いただけます
( Wondergartenさんには、
英語版も併用することなど
許可をいただいておりますので、ご安心を♡)
・早期教育や詰めでみではなく
手仕事やアートがメインです^^
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《 参加費 》⠀
定価 11,000縁/月 or EUR60-/月(税込)
早割 8,000縁/月 or EUR47-/月(税込)⠀
*11/23(日)までにお申込み下さった方は
早割になります^^
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