今日は病院の日。
しばらく休薬することになった。
タキソテールの副作用の浮腫みがひどくて、普段、42.5キロの体重は出産間近でしか見たことのない、48キロになってしまった。
今年、3月頃痩せて36キロになっていたのを考えると数か月でプラス12キロと言うことになる。

浮腫みが治るのが先決らしく、治療はしばらく完全お休み。
他の治療に切り替えると言うこともしない。

ステロイドのデカドロンが浮腫み治療として処方された。
そんなもん使って大丈夫か?という思いもあるけど、それが一番効くからそれがいいと言われると従わざるを得ない。
浮腫みもひどくなると内臓に水が溜まりだすからよくないらしい。

これだけ浮腫むととにかく体が重い。20mくらい歩くと痺れがきれて動けない時のように、足が上がらなくなる。
今日も病院の駐車場から歩くのに(これがまた遠い)途中、立ち止まり休み休み行きました。

腕も足もおなかも押すとベッコリ凹みます。
鎖骨も手首もなくなり全体的に丸い感じ。
顔はまるでお月さまのようにまんまる。顔の中で唯一自慢だったパッチリおめ目も小さくなり人相もすっかり変わりました。
ブルドックのようにあごも半端なくたるんだ感じ。
太っているならいいけど腫れているって感じで変です。

こうなると家から出たくない。
出かけるときはマスクをし、顔を隠してます。

浮腫みのせいか、声帯が圧迫されてるようで声がしわがれてます。


爪もとうとうはげ落ちました。右の薬指と小指と左手の薬指。




主治医が「よく頑張ってると思うよ。有森裕子じゃないけど自分で自分をほめてあげてもいいくらい」と言ってくれたので、頑張ってよかったなあって思いました。
ちょっとしたこういう言葉って励みになります。

浮腫みが治ったら、今度はアドリアマイシンをするらしい。

タキソテールの副作用がたまらないように交互に使うという。

赤い点滴で見るからに毒って言う感じの点滴。

これまた吐き気が強いっていう噂。やだなあ。

タキソテールの前のタキソールは割と楽だったけど、あの薬はもう使えないらしい。

「2週間ごとから4週間ごとに間隔を早く開け過ぎたかもしれない、それが僕の反省点だなあ」と主治医が言う。

・・・・・・・そんなこと言わないでよ、先生。なんか失敗でしたって言われてるみたいでショックだよ。

先生、もっとよく考えて治療してよ。こっちは素人なんだから、先生しか頼れないんだよ。
先生は反省点だ、で、済むけどこっちは体張ってるんだよ。頼むよ~・・・・・・・・・・

以上、私の心の叫びです。


マーカーが上がるのも怖いけど副作用も怖い。


こういう治療が生活の一部に組み込まれ、延々続いていくんだろうな。
そしてちょっとずつ、状況は悪くなって行ってる。

主治医は治療薬はまだまだあるからと慰めてくれるけど、
それってこれから先どんどん悪くなるんだよって言われてみたいで、かえってショックなんだなあ。

これががん患者になった私の宿命。
がん患者と言うとなんとなく引け目を感じる。
他人に自分の細胞が作ったものなのだから、自分の責任だというようなことを言われると
そうだね、とヘラヘラ笑ってるけど、いたたまれない気持ちになる。

あれ?今日はなんだか凹んだ感じのブログになっちゃった。
そんなつもりもなかったのになあ。
実は凹んでる?
最近、自分の感情もよくわからない感じがあります。