1月から始まったタキソール抗がん剤投与はすでに16回を終えた。
手足にしびれが出るのがこの抗がん剤の副作用の特徴のひとつ。
前もって聞いてはいたので特に驚きはないが、最近、富にひどくなっている。

鉛筆とか細かいものは「持ってるぞ」ってしっかり意識してもたないと、よく落としてしまう。
特に足裏にいつも何かを踏んずけているよう違和感がある。
それが、最近は長く歩くと痛みに変わってくるのが残念なとこだ。
筋肉のこわばりがあって、異常に体が硬くなっているのを感じる。
そう言えば、投与し始めのころは筋肉が痙攣をおこしたり、収縮痛があってとてもしんどかった。
今は投与後、そこまで筋肉の痛みはなくなったが、
車を運転して、降りようとすると、股関節の筋肉が強張っているのでゆっくり伸ばしてからで歩けない。ソファに長く座って立つ時もそうだ。
まるで、お婆さんの体に変えられてしまったかのようだ。

でも、まだ、歩けるし、喋れるし、食べれるし、寝たきりじゃない・・。
まだまだ大丈夫、と自分を励ましている今日この頃。