思えば、元旦那もそういうところのある人だった。

離婚した理由は最終的には旦那の浮気がとどめとなったのだが、相手の気持ちの汲めない人だった。

私の乳癌がわかったばかり時のことだった。

手術前でどこまで癌が広がっているのかも分からず不安で不安で仕方なく、死んじゃったらどうしよう?と思うとすぐに涙が出てきて泣いてばかりいた頃だった。

元旦那に「病気になってごめんね。」と言うと、「仕事があるからなあ」という返事が返ってきた。

ちょっと想定外の答えだったが、「うん、お金もかかるし、私は大丈夫だから仕事してくれたらいいよ」と言った。そうは言っても心配掛けてしまって私のことで仕事に身が入らなくなったら申し訳ないなあと思っていた。

が、元旦那、全く心配する風でない。最初、心配のあまり平気な振りをしているのかとも思ったが、わざと平然を装っているという感じでもないのだ。

なので、つい要らぬことを聞いてしまった。

「私が死んだら、すぐ再婚しちゃったりして?」と少し冗談っぽく聞いた。(o^-')b

少し考えて元旦那は真顔で「え?ダメ?」と逆に質問してきたのだ。

私は予想外の答えにしていいともいけないとも言えず「するの?」と聞いた。

「すぐじゃないけどするだろうね。まあ、俺もまだ若いし。」とこれまた真顔で答えるのだ。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

確かにそうだろう。間違った答えではないだろう。若いんだから、ずっと独り身でいるなんて考えられない。再婚するだろうとは私だって予想できる。その答えは正しいと言えば正しい。

だけど、乳がんがわかったばかりで本当に死んじゃうかもと思っていた私には残酷すぎる言葉であった。例え嘘でも「しないよ。病気も治るよ」くらいは言って欲しかった。


もう、過去ですが、息子のことがあって思い出してしまいました。

やはり遺伝なのでしょうかね~?

この頃はアスペという言葉も知らなかったので)気が狂いそうになるくらい傷つきまくりましたよぉ。。(´д`lll)

やっぱり、自分が病気になったときはアスペと暮らすのはきついかもです。

元だんなとのことも記録としてちょいちょい書いていこうと思ってます。