女性性が尊重される出産ができる時代へ
7月27日(土)「オーガズミックバース上映会&バースワーカー・トークセッション」
まだお席がございます
「オーガズミックバース」
著者は米国助産師会理事のエリザベス・デイビス助産師と、
30年間ドゥーラとして活動するデボラ・パスカリ・ボレノ。
同名のドキュメンタリー映画がデボラを監督に製作され、10年前より全米で上映。
5つの映画賞を受賞され、
昨年より日本各地でも上映会が開かれました。
予告編はこちら⇒★
このドキュメンタリー映画の日本語邦訳を担当した、元NYで
ドゥーラをしていた巽綾子(たつみりょうこ)さんと一緒に、
上映会&トークセッションをバースワーカーとして開催します
お産を楽しみにしたい人、
いつか母になる日にワクワクしたい人、
女性性が尊重される出産を実感してみたい人、
妊娠中のカップル、おめでたスタンバイ中のカップルでも、
ぜひぜひご参加ください
詳細・お申込はこちらから
以下、用語解説的な、専門分野の話
Birth Worker:バースワーカーとは?
出産をより良くする人材の総称。
日本では産科医と助産師との認識ですが、世界では医療従事者やコメディカルとともに、
ラクテーションコンサルタント、バースエデュケーター、ドゥーラ、フィジオセラピスト、ヒプノバースプラクティショナーなど、
多くの職種が妊娠中、出産当日、産後の日々をサポートしています。
愛と信頼のホルモン・オキシトシンが最大限に出るようなケアのトレーニングが世界中で実施されています🌈
ドゥーラ= Doulaとは?
ドゥーラは、古代ギリシャ語で「女性を助ける経験者」の意味で、
妊娠中からお産当日〜産後までの日々、母になる女性をハートフルに支える人の意味です。
出産翌日退院する米国では1970年代より「ドゥーラ」認定組織があり、
日本では「産後ドゥーラ」(産後のみ)養成が2012年より開始されています。
英国や米国では、ドゥーラサポートのある出産は、
分娩進行時間も短くなり苦痛が減るとの調査研究結果も出ています。
米国では、8%の妊産婦がバースドゥーラを産院に同行して、安心感を最大限にして出産に臨んでいます。
バースエデュケーターとは?
米国のドゥーラは、ほぼバースエデュケーターです。
自宅出産が4.5%の米国、35%のオランダ、産後6時間後には退院の英国など、出産施設の環境は様々です。
ケアメニューは、妊産婦がインフォームドチョイスをします。
そのためのバースプランによる出産コミュニケーション法、生理的な分娩進行やケアの方法などの基礎知識学習や、
リラックス演習など、親になる準備がバースエデュケーション。
私も2年間助産院で働く経験も持ち、22年間バースワーカー。
バースコーディネーターとの職名ですが、1996年にバースエデュケーター資格を取得後、
妊娠前から産後までのクラス、出版、講師育成、子ども向け生命の授業も開発してきました。
国際的にはバース・エデュケーターと呼ばれる仕事に従事してきました。
昨年からNYに通い、米国バースエデュケーターの資格を取得。
国際的なプログラムも導入したバースエデュケーター養成スクールを今年から開講し、原点回帰中です。
(デボラに出会い、オーガズミックバースの原著やドキュメンタリー映画を視聴して、さらにオキシトシンの研究も深めたくなりました)
出産とは、新しい命との出会いであり、母と父となるトランスフォーム。
人生が変わる日なのですね
身体だけの出来事ではなく、心理的にも精神的にも社会的にも支えようとWHOも提言しています。
地域社会で妊産婦が孤立しがちな現代こそ、メンターやガイド的存在により、
さらにHAPPYな出産に近づけることと思います
ぜひ、ドゥーラのデボラが撮影したドキュメンタリー映画
「オーガズミックバース」上映会にご参加ください