気仙沼に来ています。
二年ぶりに港祭りが再開。
鎮魂の大花火、
船上太鼓、
海への精霊流し、
秋刀魚漁船の出船送り…
港で栄える町ならではの風物詩に、
目を閉じ、手を合わせました。
復興は、まだまだこれからです。
まだ、家や建物が流された土地はむき出し。一年前と風景に差がありません。
過酷です。
海辺に6m以上の高い防潮壁を
建設する準備が進むそうです。
しかし、海面や波が、
まったく見えなくなってしまうのはどうか、と、
憂う声のほうが多いようです、
気仙沼の子どもたちが描いてくれた
1000枚以上の「未来のふるさと画」
港祭りに合わせて
原画10作品とすべての応募作品を収めたデジタルフォトフレーム設置させていただきに来ました。
子どもたちは、
海と共存する街並を、
未来のふるさととして、描いています。
「海が見えない港」
という未来構想があると知り、
海の声を聴いてみたいと感じます。