りゅう

皆さん、りゅうへのコメントありがとうございました。

実は、12日に入院のブログを書きましたがその日の夜遅く亡くなってしまいました。

12日、お見舞いに行った時りゅうは輸血をしていました。

酸素室に入っていたので顔は少しシャキッとはしていたんだけど、心が痛みました。

りゅうが入院する事になった時、先生にお願いしたのはりゅうが辛くなるだけなら延命はいらないこと。

とにかく、りゅうの身体が一番楽な方法にしてあけてほしいという事でした。

入院して数値的には楽になってきてるのは分かっていたんだけど、いきなり一人で入院させてしまったので傷ついてるんじゃないかと不安でした。

だから毎日会いに行って、ちゃんとりゅうの事考えてるんだよ、元気になってもう一度おうちに帰ろうねって話をしていました。

一時間ほど抱っこして、話をして帰りには

また、明日ね

って声をかけて帰っていました。

12日は輸血をしている姿を見て動揺してしまい、泣きながらりゅうとお話しをしました。

あまり酸素室のドアを開けていられなくて、先生に呼ばれて説明を受けて少しガラス越しにりゅうを見て帰りました。

その夜、動物病院から電話があってすぐ来てくださいと言われました。

実は私が行く前に、一度心臓が止まったそうです。

でもちゃんと復活して私を待っていてくれた。

病院に着いて酸素室に入っていたりゅうと対面した時、とても苦しそうでした。

なんか、その姿を見てしまったら

もう、頑張らなくていいよ

って思ってしまった。

去年の終わり頃から、りゅうの腎臓がどんどん悪くなってくるにつれて私はメソメソする時間が多くなっていきました。

りゅうを病院に連れて行くたびに先生が、

よくこの数値でごはん食べられるなぁ

気持ち悪くてたまらないはずなのに

って不思議がっていました。

私がメソメソしているから、無理して元気にしていてくれたのかな、と。

入院しても、いつも半泣きのような顔で私が現れるから辛いのに頑張ってくれてしまったのかな、と。

りゅうとのお別れが寂しくて、悲しくて絶対嫌だと思っていたけど苦しんでる姿を見たらもうこれ以上長引かせるのは私のワガママだな、と分かってしまいました。

りゅうと会った後、先生から今の状態の説明を受けている時また容態が変わりました。

処置室から呼ばれて、りゅうの心臓を触ると弱々しいけどちゃんと動いていました。

私は昔からりゅうの心臓の音を聞くのが大好きで、よく彼の胸に耳を当てて一緒にお昼寝をしていました。

どんどん弱くなっていく心臓に手を当てながら、りゅうの名前しか呼べなかった。

一番言いたかった言葉

りゅう、死なないで

っては言えませんでした。

苦しいのに散々頑張らせてしまった私がりゅうの為に最後に出来る事は、ワガママを言わないで楽にさせてあげる事だと思ったから。

最後のお別れをちゃんとさせてくれたりゅうに感謝です。

あの日最後のりゅうのお見舞いの帰り際、りゅうにまた明日ねって言って帰らなかった事を後から思い出しました。

私はりゅうに明日ねって言ってたのは、ちゃんとりゅうの事考えてるよ、毎日会いたいよ、明日もちゃんと来るから安心してねっていう意味だったんだけどりゅうにとってはどうだったのかな？

苦しいけど、明日まで頑張らなきゃって思っていたとしたらかわいそうな事したなって思って切なくなりました。

りゅうが亡くなって、とてつもない悲しみの衝撃でした。

でも、家族や友達がお花を持ってりゅうに会いに来てくれてそれぞれ色々なりゅうの話をしてくれているうちにみんながりゅうを愛して可愛いがってくれていたんだな、と思って心が温かくなりました。

そして、りゅうが亡くなって沢山大切な事に気付きました。

りゅうが最後に大切なメッセージをくれたんだと思います。

本当にいい子で、私の心を思ってくれるりゅうでした。

15年4カ月、私の側にいてくれてありがとうという思いでいっぱいです。

昨日はりゅうの初七日でした。

お昼頃、郵便が届いたので何かな？と思って開けたら綺麗なお花でした。

友達がメッセージとお花をりゅうの為に送ってくれたものでした。

最近はずっと悲しくて寂しくて泣いていましたが、友達の気持ちが嬉しくて久しぶりに嬉し泣きをしました。

本当に嬉しかったです。

これから沢山のお友達がりゅうに会いにお家に来てくれるので、一緒にりゅうとの楽しかった思い出をお話しするのが楽しみです。

そして、悲しみの底にいた私を励まし、心をかけてくれた彼や家族、お友達を大切に生きていこうと思います。

こちらのブログでりゅうにコメントをくれた方々にも本当に感謝しています。

温かい励ましの言葉をありがとうございました！

最後に

年末元気でいてくれていたりゅう。

親バカなので、この写真を見て可愛くて仕方ない（笑）

今のりゅう。

大好きなイチゴと綺麗なお花に囲まれて、無事な初七日を迎えました。

そういえばりゅうと最後のお別れの日、骨になったりゅうを見て私が彼に

骨になっても可愛いねぇ

って本気で言ったら

それは、親バカだねぇ

ってちょっと笑われました。

私は骨までりゅうを愛していたみたい（笑）

骨まで愛せるりゅうと出会えて幸せでした。

りゅう、ありがとう。

また、私の所に戻ってきてね。