母の姿を忘れられないかも | あなたが居てくれてありがとう!

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7年前より実母の認知症が始まり、4年前に実父の癌が発覚する。
そして、2年前に父を在宅看取りしました。

実家に通いながらの介護生活を送ってきましたが、実母の施設入所により、介護生活から解放となり、主人とふたりでのんびりと生活をしています。

昨夜は、実家に泊まりでした。

認知症の母は、6時半にはベッドへ。
ベッドに腰掛けてパジャマに着替える母。
ズボンを脱いだところに行き、素早く紙パンツの脇をさぁーっとひきちぎる私ニヤリ


この瞬間…母がワハハと笑えば紙パンツ替えが成功!!
時々、怒り出すこともあるからね。


7時に父は、お風呂に入り8時にベッドに入った。


夜中、まず母が12時頃にトイレに。

12時半頃に父がベッドから起き上がる。
母が父に 「起きるの?おしっこ?」


おじいちゃん 「……。」

補聴器入れてないからね、母の声はほとんど父には聞こえない汗


父がヨロヨロと手すりに捕まりながら、トイレに向かう。


おばあちゃん 「大丈夫?」と父の後ろについて行く。


父がトイレに入った後、また自分のベッドに戻り、父が入っているトイレのほうを座ってジーっと見ている。



私は、黙ってふたりの様子を布団の中から見ていた。


トイレから出てきた父を迎えに行き、父に布団をかけて、また母は寝たぐぅぐぅ


この様子が、朝までもう一度あった。


この前、父が眠れないのは、母が父の耳を引っ張ったりして眠れないのか…と思ったけどそうじゃないねキラキラ



夜中、母は父の面倒を見なくちゃと思っているんだ、何だか申し訳なかったなぁショボーン


認知症でも、健気に父のお世話をする母の姿…私はずっと忘れられないかもしれないアップ



会話も成り立たないし、お菓子も置いておけばぜーんぶ食べちゃうし、紙パンツも替えてくれないし…の認知症の母なんだけど…


父がトイレから出てくるまで、ずーっと横にならずに待っている母の姿。

トイレから出てきた父を迎えに行く母の姿。


父が布団に入れるように、布団をめくり父の足を滑らせて布団の中に入れる母の姿。


何だかね、感動しちゃいましたよドキドキ